「サンタさんへ」リサーチした娘希望のプレゼントを用意した夫、しかし娘はご立腹？まさかの理由とは？

長女が3歳のころのクリスマスの話です。娘はサンタさんからの、クリスマスプレゼントをとても楽しみにしていました。サンタさんを信じてお手紙を書いて……。

「サンタさんは良い子にしかプレゼントをくれないんだよ？」という私の言葉も信じて、素直に言うことを聞いて、とても良い子にしてくれていました。そんな娘のために、欲しいものをリサーチして、こっそり用意して、当日を迎えた私と夫。

喜ぶ顔が楽しみで夫と2人ソワソワしていると、娘がプレゼントの袋を抱えて起きてきました。キラッキラの笑顔で「見てー！サンタさん来たー！」と、私たちに言いながら、プレゼントを開封。すると、中身を見た娘が突然「これじゃないー！」と号泣してしまいました。

それもそのはず。実は、プレゼントを買いに行ってくれた夫が、一緒に買っておいてと頼まれていた従姉妹のプレゼントと取り違えていたのです……。

しかし、サンタさんを心から信じている娘は、泣き止むと今度はプンプン怒り出して、折り紙とクレヨンを持ってきて、なんとサンタさんにクレームのお手紙を書き出しました。

娘からお怒りのお手紙が届いた夫サンタは、翌日ちゃんとプレゼントを渡し直して、ごめんなさいのお返事も同封していました。3歳にして、お手紙で間違いを指摘するしっかり者の娘に、とても驚きましたが、成長も感じられて一生忘れないクリスマスとなりました。

それから、わが家にはさらに6人のきょうだいが増えましたが、夫サンタは毎年、子どもたちのプレゼントを取り違えることなく、完璧なサンタさんをしてくれていました。

著者：たかちゃん／40代・女性・専業主婦。4男3女、7人の子どもたちを育てる母。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年12月）

ベビーカレンダー編集部