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平岡祐太が“愛深きゆえに愛に苦しむ”作曲家に 『REQUIEM』2.28公開決定 作曲家・菅野祐悟が初監督

  • 2024.12.25
映画『REQUIEM〜ある作曲家の物語〜』ポスタービジュアル (C)2024「REQUIEM」製作委員会 width=
映画『REQUIEM〜ある作曲家の物語〜』ポスタービジュアル (C)2024「REQUIEM」製作委員会

平岡祐太が主演し、作曲家・菅野祐悟が長編映画初監督を務める『REQUIEM〜ある作曲家の物語〜』が、2025年2月28日より全国公開されることが決定。特報映像と本ビジュアルが解禁された。

【動画】平岡祐太が若き天才作曲家に 映画『REQUIEM〜ある作曲家の物語〜』特報

本作は、若き天才作曲家として名声を欲しいままにしている城島匠の物語。城島は大学の同期で10年前にこの世を去った神野慎吾から「死後、10年かけてレクイエム(鎮魂歌)を作曲してほしい」と言い渡されていたが、神野とある女性の関係が心の傷となり、作曲が進まなかった。そしてアシスタントの不祥事なども発覚し、ますます追い込まれていく。

監督を務めるのは、劇場版『名探偵コナン』、大河ドラマ『軍師 官兵衛』、連続テレビ小説『半分青い』(どちらもNHK総合ほか) 等、数多くのヒット作品を音楽で支える売れっ子作曲家の菅野祐悟。城島を演じるのは平岡祐太。城島に寄り添う雑誌編集長・向井紗枝に桜井玲香、城島のアシスタント・姫野光一に安井謙太郎(7ORDER)、神野にフリースタイルピアニストのけいちゃんが扮する。そのほか菅野監督の『DAUGHTER』で竹中直人とダブル主演を務めた関川ゆかや、上地由真、加藤雅也も名を連ねる。

解禁となった特報映像では、平岡演じる若き天才作曲家の城島が「無理だ、レクイエムなんて俺には書けない」と悲痛の叫びとともに“愛深きゆえに愛に苦しむ”様子が描かれている。

また、ビジュアルには、真っ赤な壁に1枚の写真がかけられ、「その音楽は 愛か 狂気か」というキャッチコピーが添えられている。旋律で紡ぐ、作曲家の愛と苦悩を描いたストーリーを美しい映像と音楽、独特の色彩感で映し出す本作に期待が高まる仕上がりだ。

映画『REQUIEM〜ある作曲家の物語〜』は、2025年2月28日より全国公開。

※菅野祐悟監督、平岡祐太、桜井玲香、けいちゃん、加藤雅也のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■監督・音楽:菅野祐悟

自分の生きてきた音楽や哲学を映像で表現した、現時点で僕の集大成的な映画になりました。長篇映画という初の大きなステージで、素晴らしいキャストやスタッフの胸をお借りして、作曲家である自分にしか描けない表現を模索し続けました。劇場の大きなスクリーン、大音量で楽しんでいただけたら幸いです。音楽映画ですから!

■主演:平岡祐太

城島匠役を演じました、平岡祐太です。撮影前に、監督をされる菅野祐悟さんと打ち合わせをさせて頂きました。その際に、「今までに観たことのないアート映画を撮りたい」とおっしゃっていたのが印象的で、ワクワクしていたのを覚えています。そして…初日には経験したことのない撮影スタイルに戸惑いもしましたが、徐々に斬新な世界観に引き込まれていきました。そして、仕上がりは、想像していた以上に不思議で、色彩も美しく、奇妙な感覚にもなる映画になっていると思います。ぜひ、劇場に菅野祐悟監督ワールドに飲み込まれに来て下さい。

■桜井玲香

作曲家であり、映画監督であり、絵画も描かれる菅野祐悟監督と過ごす現場は毎日新鮮でした。カット毎に確認させていただく映像、1シーン1シーンがまるで絵画の様に仕上がっていて、毎回予測不可能だったので、次はどんな絵に仕上がっているのか。とワクワクしながら撮影を進めていた記憶が鮮明に残っています。劇中歌もキャストみんなでちょこっと歌わせていただいていたりするので、是非劇場で五感をフルに使って楽しんで頂けると嬉しいです!

■けいちゃん

今回、神野役を演じさせていただきました。けいちゃんです。私自身ピアニストという仕事を普段やっているということもあり、神野を身近に感じながら演技をすることができました。この作品はもはや映画という枠組みでは抑えきれない…「芸術」そのものであるという気がしました。一流の芸術は人の心の潜在部分を気付かぬうちに塗り潰していくものだと思います。完成した映像を見終えたとき、私はまんまと菅野祐悟監督に塗り潰されていました。ぜひ劇場で体感してみてほしいです。

■加藤雅也

私は伯爵と言う謎の人物を演じさせていただきました。最初にいただいた台本よりはセリフが大幅にカットされましたが、最初に読んだ台本のセリフから伯爵の哲学と言うものを感じ取り、非常に興味のある人物だと思い参加させていただきました。監督はシンメトリーの映像にこだわり、常に左右対象であることを意識することが求められました。グラスを置く位置を異常に意識しながら演じたのが今では面白い思い出です。また画家でもある監督の作り出す映像は、とても色彩豊かな菅野祐悟の世界を作り出しています。

映画『REQUIEM〜ある作曲家の物語〜』特報

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