1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「昼間助けていただいたねこです」部屋にこもり、ねこが一生懸命に作っていたものは?【ねこの恩返し】/ねこむかしばなし⑮

「昼間助けていただいたねこです」部屋にこもり、ねこが一生懸命に作っていたものは?【ねこの恩返し】/ねこむかしばなし⑮

  • 2024.12.25

『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)第15回【全21回】もしも、ねこがあの物語に登場したら…? 桃太郎、シンデレラ、一休さんなどなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦! 素敵な昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開に!? 誰もが知っているあのお話にねこが加われば笑いと癒やしが溢れ出す! とってもゆるくてやっぱりゆるい『ねこむかしばなし』にて、童話×ねこの癒やし系ねこまんがをお楽しみください。

元となったむかしばなし 鶴の恩返し

むかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。 冬のある日、おじいさんが山に入ると罠にかかり動けなくなった鶴がいました。助けてあげると鶴は一礼して去っていきます。するとその日の夜、美しい娘が「泊まらせてもらいたい」と、おじいさんとおばあさんの家を訪れました。 2人は快く迎え入れましたが、娘から「お返しに反物を織ります。この戸は決して開けないでください」と言われてしまいます。その反物を売って2人は裕福になりました。 ある日、2人は娘が織っている姿が気になり、戸を開けてしまいました。するとそこには罠から助けた鶴がいました。正体を見られてしまった鶴はそのままどこかに飛び立ってしまいました。

元となったむかしばなし 笠地蔵

むかしあるところに貧しくも心優しいおじいさんとおばあさんがいました。 ある大晦日のこと、2人は笠を作り、それを売ってお正月用のおもちを買おうと考えました。笠を持っておじいさんは街へと出かけましたが、笠は1つも売れませんでした。その帰り道、おじいさんはお地蔵さんの前を通ります。おじいさんは「お地蔵さんも寒いだろう」と笠を被せてあげました。家に帰っておじいさんが申し訳なさそうに事情を説明しますが、おばあさんは何も気にしていませんでした。 その夜、扉の向こうから音が聞こえました。 開けてみるとそこには金銀財宝が置かれ、遠くにはお地蔵さんたちの背中が見えました。 2人は幸せな正月を迎えることができたのでした。

元記事で読む
の記事をもっとみる