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ケイン・コスギさん、50歳の肉体美がスゴすぎる…「パーフェクトボディ」の秘密とは

  • 2024.12.25

甘いマスクとは裏腹に、その芸術的なまでに研ぎ澄まされた肉体美と超人的な身体能力で見る者を魅了し、一気にスターダムを駆け上がった俳優・タレントのケイン・コスギさん。今年50歳を迎えた今でも美ボディは健在どころか、さらなる進化の途上のようです。「50代になって、これまでで一番自分の体と向き合えています」と語る今のケインさんのトレーニングやボディメンテナンスについてはもちろん、睡眠や食生活といった自身の健康への向き合い方など、美ST ONLINEが肉迫しました!

お話をうかがったのは…俳優 ケイン・コスギさん(50歳)

《Profile》

1974年10月11日生まれ。アメリカ・ロサンゼルス出身。1歳から空手、柔道、剣道、テコンドー、古武道などあらゆる武道を習得し、さらに器械体操、アメリカン・フットボール、バスケットボールなど数多くのスポーツをこなす。1980年に6歳でハリウッド映画デビューし、ロサンゼルスの高校を卒業後、1993年に来日。「筋肉番付」、「SASUKE」(ともにTBS)で一気に人気に火が点く。2005年より本格的にハリウッドに進出し、2007年に映画『DOA/デッド・オア・アライブ』で出演を勝ち取る。2014年にはハリウッド映画『TEKKEN 2:KAZUYA’S REVENGE』で主演に。2024年の締め括りとして2年振りに「SASUKE」(12/25放送)に挑戦。

ダンベルばかりだった部屋が、今ではまるでリハビリセンターみたい!?

今年の10月に50歳になりました。さすがにこの歳になると、本当に体に無理がきかなくなったなと実感します。無理をするとすぐ怪我に直結してしまうので、トレーニングをする前のストレッチやトレーニング後のアフターケアは入念に行うようになりました。20代の頃は2〜3時間トレーニングしたらそれで終了でしたが、今ではその後さらに2時間のアフターケアをします。ストレッチをしたり、筋膜リリースをしたり。トレーニングの前も同様にウォーミングアップを。なので前後のことを含めると20代の頃より倍以上の時間をトレーニング関連で費やしていることになりますが、そうしないと次の日に筋肉や体が回復しきらず、トレーニングに支障が出てくるようになりました。

30代くらいまではどんな無茶をしても平気でしたが、そこから何となく気になり始め、40代からは自分の体と対話しながら、本格的なケアをセットにしたトレーニングへと完全にシフト。20代の頃は部屋にダンベルばかりでジムのようでしたが、今はアフターケアアイテムばかりでリハビリセンターみたいです(笑)。

ジョギングなどの有酸素運動もあまり好きではなかったのですが、心肺機能やスタミナを養うために30代から開始。食生活も見直しました。本当はチーズバーガーやピザ、ポテトチップスなどのジャンクフードが大好物で毎日食べていましたが、今は週に1回くらいに抑え、3食バランスよく食べてお菓子などの間食は基本的にカット。食べる時間も規則的にして、夕飯は18時には食べ終えています。撮影などの前は全体的に食べる量を少なくして、摂取カロリーも細かく計算。朝はオートミールだけにして、後は炭水化物を減らし、卵の白身やブロッコリー、茹でた赤身肉やささみなどを食べます。味付けですか?いや、しません。なので楽しみはないですね(笑)。食事も重要なトレーニングの一環ですから。

トレーニング前に筋肉をほぐすことが怪我防止に繋がります

トレーニング前のツールとして何か良い物はないかなと探していたんですが、5年ほど前に見つけたのがこのドイツ製のサンクトバンド。腕や肩、太ももやふくらはぎなどをかなり強く交差して縛って、縛ったまま動かしてから解くと筋肉がほぐれて血流が良くなるんです。年齢を重ねると、皮膚と筋肉の間の筋膜が癒着してしまって動きが悪くなってしまうのですが、これをすると絶妙に筋膜が剥がれて可動域が広がるし、体を柔らかくすることで怪我の防止にもなるんです。

トレーニング前後の定番、フォームローラーは一番固いタイプを

フォームローラーは年齢による体の変化を感じ始めた30代から愛用しています。ふくらはぎを上にのせて転がしたり、張っている部位をほぐすのに重宝しています。サンクトバンドと合わせてトレーニング前に使ったり、トレーニング後のアフターケアにも。僕は一番固いものを愛用していますが、この上に仰向けになって腹筋もできますし、本当に多機能な相棒ですね。

10年以上これ一択のマッサージガンはトレーニング後のケアに欠かせない

マッサージガンは色んなメーカーから販売されていますが、僕はドクターエアのマッサージガンが使いやすくて、もう10年ほどこれ一択。形状を変形させることができて、背中にあてて筋膜リリースすることも可能。軽くて、トレーニング後のケアに最適です。

体のリカバリーには睡眠も大事。昔から9時間は寝ます

睡眠は体力の回復具合のバロメーターになっています。昔から日々トレーニングに明け暮れているからか、睡眠の悩みはこれといってなくて。昔から9時間くらいはぐっすり寝ています。良質な睡眠のためにこだわっていることは、内臓にも負担がかかるので食後3時間はあけて寝ることと、寝る1時間前からデジタル系の刺激をカットすること。実はオンラインゲームが大好きなんですけどね(笑)。

愛用中のオーラリング

あとは、オーラリングは指にはめて寝ています。これはアスリートの人も使っているもので、運動した際の消費カロリーはもちろん、ベッドに入って眠りについてからの心拍数、レム睡眠やノンレム睡眠の比率などが数値化されるんです。それで体力の回復具合がわかるので、翌日のトレーニングメニューの参考にしています。

負けず嫌いな性分で、どうしても「あともうちょっと!」とやりすぎてしまいがちなんですが、とにかく「無理をしない」。それが、今の僕のトレーニングの中で一番大事なテーマです。

《衣装クレジット》

デニムジャケット¥37,400タンクトップ[3枚パック]¥9,350デニムパンツ¥33,000〈すべてカルバン・クライン〉ボクサーパンツ¥8,800〈カルバン・クライン アンダーウェア〉(すべてカルバン・クライン カスタマーサービス) その他すべてスタイリスト私物

【ショップリスト】
カルバン・クラインカスタマーサービス 0120-657-889

撮影/田中駿伍(MAETTICO) ヘア・メイク/川村友子 スタイリスト/庄将司 取材/キッカワ皆樹 編集/浜野彩希

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