「サンタのフリをして煙突から…」　家に侵入した『珍客』に「うらやましい！」

クリスマスの気分を盛り上げるのに欠かせない、クリスマスツリー。

アメリカの家庭では天井に届くほど大きなクリスマスツリーを飾る人も多く、クリスマス当日まで眺めながらホリデーシーズンの雰囲気を楽しみます。

１２月半ば、アメリカのヴァージニア州にある動物保護施設『アニマル・ウェルフェアリーグ・オブ・アーリントン』に、住民からちょっと変わった連絡が入りました。

その家ではリビングにクリスマスツリーを飾っているのですが、ツリーのてっぺんに見覚えのないオーナメントがあったのです。

それは…本物のフクロウ！

まるでそこが定位置かのように、クリスマスツリーのてっぺんに居座っていました。

どうやらフクロウは煙突から家の中に入り込んだと思われるそう。

クリスマスツリーのてっぺんには大きな星のオーナメントが飾られていましたが、フクロウが乗ったせいで横に倒れて、主役の座を奪われてしまいました。

通報を受けて駆け付けた動物管理局のマーレーさんが、フクロウを優しく捕まえて庭で放したところ、元気に飛び立っていきました。

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『アニマル・ウェルフェアリーグ・オブ・アーリントン』はSNSで、「この美しいアメリカフクロウはサンタのフリをしようと、文字通り煙突から飛び込んできて、自分がクリスマスツリーの新しい星だと宣言しました」とユーモアたっぷりに投稿。

フクロウがツリーのてっぺんに鎮座する姿に、笑いと羨望の声が上がりました。

・まるで『ハリーポッター』の世界だ！ホグワーツ魔法学校からの手紙を届けに来たのかな？

・うちにも飛んで来てほしい！完ぺきなクリスマスツリーの飾りだね。

・我が家のツリーのてっぺんにはフクロウの人形が飾ってあるよ。本物が来たなんてうらやましい！

・星の飾りより、このフクロウのほうがずっと美しいね。ラッキーな家族だ。

最初に投稿したフクロウの写真があまりにも美しいので、「これって本物？」と疑う声が上がったのだとか。

そこで追加でフクロウを保護する様子を公開したということです。

投稿では「好奇心旺盛な生き物が来ないように、煙突に蓋をしておくことをおすすめします！」とつづられています。

縁起がいい動物といわれるフクロウは、見た目の美しさからも人気があるようです。

煙突から入り込んだフクロウが、この家に幸運を運んで来てくれたらいいですね！

[文・構成／grape編集部]