ゴミの山からプラスチックだけが消える！？意外な生物の“正体”にスタジオも驚愕

1月13日放送の『激レアさんを連れてきた。』では、「嘘みたいな方法で色んな国の砂漠を森にしている地球の救世主」が登場！

アフリカに単身で乗り込み、砂漠化して荒れ果てた土地に緑を取り戻したオオヤマさん。その常識知らずの方法にスタジオも驚愕…？

『無課金おじさん』ではなく『砂漠の花咲じいさん』？

今回やってきたのは、総合地球環境学研究所に所属しており、京都大学でアフリカの環境問題を研究しているオオヤマさん。「初めまして」と姿を現すと、若林さんが「いきなりの無課金のおじさんが…」とぼやくと、パンサーの向井さんもすかさず「無課金おじさんですね！」と反応。オオヤマさんは年間100日以上アフリカに滞在し、砂漠化して荒れ果てた土地に緑を取り戻す活動をしています。長年数多くの研究者が対策に取り組んでは失敗してきたこの難題を、オオヤマさんは嘘みたいな方法で解決。いったいどうやって解決したのか？

そもそもオオヤマさんがこの活動を始めたきっかけは、砂漠化で苦しむ西アフリカのニジェール共和国を訪れた時のこと。現地では作物も採れず、家畜が食べる草もなく、農耕民と牧畜民との争いがあちこちで起きている悲惨な状態。オオヤマさんは砂漠化に悩む農村部に向かい、木を植えますが、固すぎる地面に水が浸透せず、すべて枯れてしまいます。

そんなある日、畑にゴミを捨てて作物をうまく育てるおばあちゃんを見たオオヤマさんは、街に捨てられている大量のゴミで砂漠を覆い尽くすというアイデアを思いつき、実行。スタジオでも「環境壊す側みたいな作戦」「現時点ではゴミ撒いてる人」と疑問の声があがり、オヤマさんも「最初は本当に変人扱い」と当時を振り返りました。しかしその4か月後、ゴミを撒いた土地から草が生い茂るという驚きの結果に。

作戦大成功！しかし思いもよらぬ壁が…

なんとか草を生やすことに成功したオオヤマさん。しかし、プラスチックが含まれたごみを捨てることに地元の役人や研修者からは「土地を汚すのはやめろ」「何だこの変な日本人は」と言われ続けます。化学製品を取り除こうとするも量が多すぎるため諦めて放置していると、ある変化が。何故かプラスチック製品が減っていることに気が付き、よく見てみると、なんとシロアリがプラスチックを食べていたのを発見。オオヤマさんもシロアリは材木だけではなく、サンダルなどプラスチックなども食べることを知ったと話します。また、巣をつくることによりカチカチだった砂も柔らかくなるという相乗効果もあり、奇跡的な方法でトラブルを回避しました。

ところが、今度は生えた草を家畜がすべて食べてしまうという問題が発生。フェンスを立てて家畜を入れないように対策しますが、今度は食べるものがなくなった家畜が農耕民の畑に行くように。牧畜民と農耕民の争いを回避するため、オオヤマさんは再びフェンスの中に家畜を呼び戻す決断をします。

優しすぎる性格のオオヤマさんに、「フードコート作っちゃってる」「牧畜民に本当に言えなかったですか？」と思わずツッコむオードリー若林さん。しかし草を食い荒らされたはずの土地に、なんと木が生えているのを発見。栄養豊富な家畜の糞が木の生育に一役買っていたことが判明します。これにはゲストの松本若菜さんも「奇跡！」「この優しさ、人の良さに地球が応えてくれたと思うと素晴らしい」と反応。若林さんも「宮崎駿に見えてきた」とオオヤマさんの活動を絶賛しました。

激レアさんを連れてきた。 TVerで無料配信中
若林正恭＆松本若菜＆向井慧＆弘中綾香アナ

［配信日時］2025年1月13日（月）
［番組URL］https://tver.jp/episodes/eppdz37m2n

（C）テレビ朝日