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「見事に騙された」「痺れたえげつい」犯人の正体に溢れる驚きの声…!2話目にして“大盛り上がり”の日曜劇場『御上先生』

  • 2025.1.31

松坂桃李が主演するTBS系日曜劇場『法廷のドラゴン』(毎週日曜よる9時)の第2話が1月26日に放送。試験会場で起きた殺人事件をめぐる新事実が、文科省官僚・御上(松坂)が出向した隣徳学院を揺るがす。報道部の神崎(奥平大兼)をはじめとする3年2組の生徒たち、副担任の是枝(吉岡里帆)らの心も揺さぶられるなか、謎が謎を呼ぶ展開に視聴者がくぎづけにさせられた。

殺人犯は冴島の子どもだった! 生徒たちの討論シーンが圧巻

日曜劇場『御上先生』第2話より(C)TBS

試験会場で起きた殺人事件と自分がリークした不倫記事は関係があるという御上(松坂桃李)の言葉が気になった隣徳学院・報道部の神崎(奥平大兼)は、不倫記事の当事者で学院を辞めた教師・冴島(常盤貴子)に会いに行くも、冴島は神崎の責任を否定し、二度と自分に会いに来ないようくぎを刺した。その後、殺人事件の犯人・真山弓弦が冴島の子どもであったことが判明し、学院にマスコミが押し寄せる。

神崎が在籍する3年2組では、冴島の人生を狂わせたであろう神崎の記事について、生徒が話し合いを提案。御上も「放置したから、問題が深くなった」と生徒たちの討論を促した。さまざまな意見交換がなされるなかで、神崎は不倫現場のカメラで押さえた時を思い出しながら「あの時の俺は、冴島先生を食おうとするハゲワシの正体を見ようとしなかった。だから、これからでも俺は絶対それを捕まえる」と語る。

この緊張感に満ちた討論シーンに、SNSでは「クラスに起こり得る問題に対する対策を、生徒自身が討論するの良いね」「お互いに相手の理論をきちんと聞く。反発や揶揄する事がないのが良い」「夢中になった。日曜劇場ハマるの何年振り??」「没頭した」という意見が。「ありがとう。いい意見交換でした」という御上の言葉が示すように、視聴者も問題に対峙させられるかのように討論シーンに没頭させられるほど、見応えがあった。

その後、神崎は不倫記事をきっかけに辞めさせられたのがなぜ女性教師の冴島だけだったのかを探るため、理事長の古代真秀(北村一輝)に直接問う。古代は冴島が自分の意志で辞めたというが、その言葉を信じられない神崎。古代は「そう思うなら取材してみてはいかがですか?」と投げかける。真相を追い求めようとする神崎が、どのように動いていくのか見届けたい。

殺人犯は女性! サプライズキャストにネット驚き

日曜劇場『御上先生』第2話より(C)TBS

第2話で、御上は「今教育に必要なのはバージョンアップではなくリビルド。既存のシステムやプロセスを根本的に見直し、再構築すること」と是枝に語る。SNSでは「ストーリー上の教育についてはもちろん、現実世界における学園ドラマの根本を再構築しているのが、このドラマの最強ポイントなのかもしれない」「我が勤め先でも言えることだなぁ」と意見も飛び出し、視聴者自身が本作から刺激を受けていることが感じられた。

御上はその後東京拘置所に出向き、殺人事件を起こした犯人・真山弓弦と会う。そこで、真山が女性であったことが判明。SNSでは殺人犯が男性だと思っていたという意見が多く、「先入観って恐ろしい」「男性と思わされてて見事に騙されたのかな?笑」など驚きの声が上がり、さらに真山を堀田真由が演じていたことにも「びっくり」「まさか」「ゾワッとした」「痺れたえげつい」と衝撃が走っていた。

御上になぜ殺したのか問われた真山は「テロ」「革命」という言葉を口にし、歪んだ世の中をぶち壊すためだと言う。その言葉を聞いた御上は、「昔、同じことを言った人がいたよ。僕にとって大事な人だ」と明かすのだった。

日曜劇場『御上先生』第2話より(C)TBS

その言葉や意味深に映し出される御上の回想シーンもあり、御上の学生時代に何があったのか気にならずにはいられない。そして、第2話では、謎の金髪の青年も登場している。その青年をなにわ男子の高橋恭平が演じていることも、大きなサプライズに。文科省の塚田(及川光博)と槙野(岡田将生)の動きも不穏で…謎が深まるばかりだ。

果たして、殺人事件、不倫記事、隣徳学院、文科省にどんな関係があるのか―次回以降も見逃せない。



TBS系 日曜劇場『御上先生』毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です