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「ビール瓶の木箱の上で歌っていた」厳しい下積み時代を経て“ソロで大ヒット”した【元おニャン子メンバー】といえば?

  • 2025.2.1
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出典:photoAC(画像はイメージです)

歌手を志望する人は多いものの、実際にその夢を叶えて歌手になれるのはほんの一握り。さらに、そのなかでブレイクするのはもっと難しいことです。ある女性歌手は、おニャン子クラブ解散後にソロデビューし大ヒットを連発。しかし、活躍の陰には苦労がありました。

今回は、「ビール瓶の木箱の上で歌っていた」厳しい下積み時代→ソロで大ヒットした元おニャン子メンバーをご紹介します!

厳しい下積み時代を経て、ソロで大ヒットした元おニャン子メンバーといえば?

さて、クイズです。ある女性歌手は中学2年生でアイドルグループのメンバーとしてデビューしましたが、とにかく売れなかったそう。ビール瓶が入っていた木箱の上で歌ったり、台風の日に屋上でイベントをやったりと、苦労を重ねました。

その後、おニャン子クラブに加入して知名度を広げ、解散後にソロ歌手として大ヒットを連発しました。いったい誰でしょうか?

ヒント…

①特徴的な困り眉が人気

②娘2人が芸能界で活躍中

失敗を経験したので、天狗になることもなかった

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(C)SANKEI

答えは……工藤静香さんです!

工藤静香さんは、1984年、中学2年生のときに『第3回ミス・セブンティーンコンテスト』に出場。他の出場者とともにセブンティーン・クラブを結成しました。

セブンティーン・クラブ解散後の1986年には、おニャン子クラブに加入。徐々に知名度を広げ、派生ユニットのうしろ髪ひかれ隊でも活躍しました。おニャン子クラブが解散した1987年からはソロ歌手として『MUGO・ん…色っぽい』『嵐の素顔』など、大ヒットを連発しました。

順風満帆に見える工藤さんですが、成功の陰には苦労があります。工藤さんは、『ヌメロ・トウキョウ』2017年12月号掲載のインタビューで、デビュー当時から現在に至るまでの道のりを語りました。

『第3回ミス・セブンティーンコンテスト』をきっかけに芸能界入りした工藤さん。他の出場者とともにセブンティーン・クラブを結成しましたが、「とにかく売れなかった」といいます。ビール瓶が入っていた木箱の上で歌ったり、台風がきて突風が吹いているのに、デパートの屋上でのイベントが入っていたりと、厳しい下積み時代を送りました。

セブンティーン・クラブは、デビューから1年足らずで解散。その後、フジテレビ系『夕やけニャンニャン』のオーディションコーナー『アイドルを探せ!』で見事合格し、おニャン子クラブに加入します。

それでも、セブンティーン・クラブで失敗を経験した工藤さんは、「自分はあくまで大勢の中の一人。私がいなくても誰もわからないだろう」と、冷静に考えていたそうです。

「一度失敗したことで多くを学ぶことができたので、デビューしたからといって天狗になることもなかった」と語った工藤さん。おニャン子クラブ解散後はソロ歌手としてまっすぐに音楽と向き合い、50万枚以上の大ヒットを連発しました。

エピソードを知るとより好きになるかも

工藤静香さんは、ビール瓶が入っていた木箱の上で歌うなどの厳しい下積み時代と、おニャン子クラブを経て、ソロ歌手として大ヒットを連発しました。

そんな工藤さんは2000年に結婚。家族中心の生活になり、タバコもお酒もすぐにやめて生活を見直したそうです。
歌手活動、プライベートともに苦労を重ねた工藤さん。大切に育てた娘のCocomiさんとKōki,さんは、芸能界で活躍しています。