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大人はできて当たり前?!「10+(100−10)÷10」→正しく計算できる?

  • 2025.2.7
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問題を見たとき、どこから計算すればよいのかすぐに判断できますか? 計算に慣れてくると、計算のスタート地点もゴールまでの計算順序もすぐに分かるようになります。

今回の問題に挑戦して、計算の順序を見抜く力を鍛えましょう。

問題

次の計算をしなさい。
10+(100−10)÷10

解答

正解は、「19」です。

答えを間違えてしまった人は、どこかで計算の順序を誤った可能性があります。

次の「ポイント」で、正しい計算の順序を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「カッコの中→割り算→足し算」の順に計算することです。

まず、以下の計算順序のルールを確認してください。

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。

1.カッコの中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

※同じ優先順位の計算がある場合は、左から順に計算します。

このルールを踏まえた上で、改めて今回の問題を見てみましょう。

10+(100−10)÷10

この式にはカッコが含まれていますので、まずはカッコの中の「100−10」を最優先で計算します。

  10+(100−10)÷10
=10+90÷10

残りは足し算と割り算です。計算順序のルールでは、足し算より割り算の方を優先しますので、次のように計算します。

  10+90÷10 ←割り算が先
=10+9
=19

これで答えを出せましたね。

まとめ

今回の問題では、計算の順序がポイントになりました。

カッコの中を優先的に計算すること、割り算は足し算よりも先に計算することが分かれば、正解にたどり着けます。いつでも式の左から計算するわけではないことに注意してくださいね。

ぜひ類問にも挑戦して、計算順序がすぐに判断できるかどうか試してみましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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