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「日本の職場に疲れたわ」アメリカ人の投稿が海外で反響…理由に「それが日本のスタイル」「空気を読む」

  • 2025.1.8
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出典:photoAC(画像はイメージです)

日本の職場文化は、その独特礼儀正しさチームワークの精神で広く知られていますが、時にはその「暗黙のルール」や「人間関係」に悩まされることもあります。特に、直接的に意見を言わず、陰で悪口や不満が広がる状況は、多くの人にとって大きなストレス要因となり得ます。

近年、日本の職場における「陰口文化」に関する議論が海外でも話題になっています。

表向きの調和が保たれている一方で、裏では不満が募り、それが人間関係や職場の雰囲気に悪影響を及ぼすことも少なくありません。

そこで今回は、「日本の職場での陰口文化についての海外の方々の反応を紹介します

日本の職場に疲れたよ…その場では物申さず陰で悪口を言われた…→海外勢からの“心配と共感”の嵐

日本の職場に疲れたよ…その場では物申さず陰で悪口を言われた…

こんにちは、私は外資系企業(かなり日本要素の強い)で働く若手社員です。
今、とある大きな悩みを抱えています。というのも、上司から「コミュニケーションが苦手」と判断されてしまい、仕事を任されなくなってしまったんです。

理由は主に2つありました。
1つ目は、私が「分からないことがあれば積極的に質問するタイプ」だからです。こちらとしては、すべてをきちんと理解したうえで、プロジェクトに取り組みたいと思っているからこその行動なのですが、どうやらこれが問題視されているようです。(また、ADHDも抱えているため、よりしっかりと確認する必要があります)
2つ目は、「何人かの日本人の同僚が、私についての不平不満を言っていて、それに私が気が付けていない」からです。

この2つの理由で私は「コミュニケーションが苦手」という烙印を押されてしまったんだと思います。1つ目の理由はまだ理解できるのですが、2つ目の理由には正直、驚きを隠すことができません。
まるで、テレパシーでも使って察してくれと言われているような状況です。しかも、その結果「コミュニケーションが下手」というラベルを貼られるのは私です。本当に理解に苦しみます。
この状況を乗り越えるには、誰も信用せずに黙っているしかないのでしょうか?でも、キャリアで成功をおさめるには、プロジェクトで成果を出し、しっかり仕事をこなす必要がありますよね。

どこの職場もこんな感じなのでしょうか?

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」にこのような疑問が投稿されると、さまざまなコメントが寄せられました。

アメリカの方は「日本の職場での陰口文化」についてどのように感じ、対処をしているのでしょうか。実際に寄せられたコメントをいくつか紹介します。

空気を読むこと、これに尽きる!

これはあるあるだね。
私から言えることはただ一つ。「空気を読む
これに尽きるよ。本当に大事なことだと思うしね。

ザ・日本スタイル!

そうなんです。それが「日本のスタイル」なんですよ。
質問しない提案しない。そうしないと、後で自分に跳ね返ってくるから。

でも、もし仮に「なんでそんなことも知らないの?」って聞かれたら、答え方はただ一つ「だって教えてくれなかったじゃないですか」これで良い。現実はこんなものですよ。

明確な「はい」以外には要注意!

ようこそ日本へ!
別にあなたの職場だけで起きていることではないですよ。おそらく、ほぼすべての職場が同じだと思います

例えばですが、会議中にあなたの提案に明確な「はい」をくれた人はいましたか?
はっきりとした「はい」以外は、全部「いいえ」だと考えた方がいいんです。気のない反応も「いいえ」。黙って頷くだけも「いいえ」。反応がないのも「いいえ」。
明確な同意が得られない限り、すべて「いいえ」とみなして行動すること。これが日本社会を上手く渡り歩くコツです。

郷に入れば郷に従うことの大切さ

最初は、「カルチャーフィット」なんて、暇な人たちが作った企業の戯言だと思ってたんだ。でも実際は、本当に重要なことなんだよ。
スキルよりも、まずは「カルチャーフィット」が優先されるんだ。

以前、私が求職をしていたころ、面接で「残業は絶対したくありません」なんて言おうものなら、私がどれだけ高度なスキルを持っていようがお構いなしに落とされたからね。
郷に入れば郷に従え」これが本当に大事なんだ。

相手の心を読むことは必須スキル!

私の会社では、年次評価の項目にポイントが設定されているんですが、その中の一つに「相手の裏の感情や考えを正確に理解できたか」という項目があるんです。それを見たときに、思わず「えっ?」となりました。

日本語はしっかりと理解できているという自負はありますが、その文章があまりにも奇妙で、念のためGoogle翻訳を使って確認してしまったほどです。

どうやら私の会社では、社員に対し、割と真面目に「相手の心を読む」ことを期待しているようです。

まずは行動を!

私が思うに、あなたには正直に話してくれる同僚が必要だと思います。

もしかしたら、あなたが外国人であるから本音で話してくれていないという可能性も捨てきれませんが、早合点してはいけませんよ!

日本の文化に慣れるために

今回は、日本の職場における「陰口文化」や「暗黙のコミュニケーション」の課題について、アメリカ人の意見やアドバイスを紹介しました。

1対1でのアプローチを試みることや、適切なフィードバックを得るための信頼関係の構築、また自分のメンタルを守りつつ働く環境を見直すことなど、多くの具体的なアドバイスが寄せられていましたね。これらすべてに共通するのは、「自分自身を理解し、前向きに行動する力」の大切さです。

もしあなたの職場にも同じような方がいたら、声をかけてあげてみて下さい。

あなたの一声が、その人にとっての新たな希望となるかもしれません!



出典:Reddit(https://www.reddit.com/r/japanlife/comments/1hlu0mx/im_tired_of_the_culture_in_my_workplace/