満員電車で窮屈なのに…スマホを見漁る乗客はなぜ？理由を聞いてみた

通勤や通学で乗らざるを得ない満員電車。身動きすら取れないぎゅうぎゅう詰めの中、それでもスマホを見ている人をよく見かけませんか？実際に自分がそうしている人もいれば、「なんでそんな状況で？」と不思議に思う人もいるはず。

そこで今回は、窮屈な満員電車の中でもスマホを見る理由についてアンケートを実施しました。

窮屈な満員電車の中でもスマホを見る理由を教えて

今回は全国の18歳以上の男女を対象に、窮屈な満員電車内で、それでもスマホを見る理由について調査をしました。

寄せられた意見を紹介します。

暇な時間なので満員でも迷惑にならない程度の範囲で、大体スマホを見る事ことがあります。
（40代男性・会社員・東京都）

スマホを見ていないと暇だし、特に満員電車だと座れないこともあるので座れない時の気の紛らわしに使います。
（20代女性・大学生・関東地方）

電車ではやることがなく暇なので、かなり窮屈でもスマホを見ることがあります。
（20代男性・会社員・山口県）

窮屈だからこそ、ストレスや緊張感を紛らわせるためにあえてスマホを見ます。もちろん、最低限の手の動きだけでできる作業しかしません。
（30代男性・会社員・東京都）

窮屈で上がらない気持ちを紛らわせているところもあります。荷物を抱えなければいけない時はスマホを見ませんが、そうでなければ見ます。
（30代女性・専業主婦・甲信越）

長時間になればなるほど時間がもったいないので、なるべく乗車時間を有効活用したいと思うから。
（40代男性・会社員・愛知県）

株式投資をしており、1秒の判断で大きな損失を出す可能性があるので絶対にどんな状況でも触ります。
（20代男性・会社員・東京都）

どこの駅で降りるのか不安になったり時間を確かめたい時は満員電車でもスマホを見てしまいます。
（30代女性・主婦・埼玉県）

通知が来たときはついつい気になってしまい、確認さえすればすぐにケースに収納すると思いながら、できるだけ短時間で済ませるよう心がけてスマホを見たことがあります。
（50代男性・自営業・北海道）

窮屈な満員電車でスマホをみたことがある、という人の理由の多くは「暇だから」「気を紛らわすために」「メールや時間を確認するために」といったものが多く見られました。

一方、しないという方にも意見を伺いました。

ぎゅうぎゅうづめでもスマホを見ている人はたくさんいるが、正直スマホの画面が丸見えになっています。LINEの内容なども後ろからだと見えてしまっています。私は見られたくないので見ません。
（40代女性・会社員・関西）

かなり窮屈な中でスマホを見たら、知らない人に画面を覗かれそうで嫌です。見られてやましいものはありませんが、LINEのメッセージと見られるのは嫌です。
（30代女性・フリーランス）

万が一スマホを落としたら見つけるのが大変になるし、そこまでしてスマホを使いたいとは思わないから。
（30代女性・会社員・東京都）

スマホを落としたら嫌だというのと、そもそも窮屈なところでスマホを見るのは落ち着かないからです。
（20代男性・会社員・埼玉県）

スマホを取り出すと周囲の人がより窮屈になってしまう場合や、そもそも窮屈すぎてスマホを取り出すことすらできない場面もあるから。
（30代女性・ヘルパー・東京都）

通勤の満員電車でそもそもスマホを出せるスペースがないから、見ないで目的地に着くまでじっとしている。そこまでしてスマホを見ようと思わない。
（20代男性・会社員・神奈川県）

満員電車でスマホを見ないという人の多くは、「スマホ画面を周りの人に見られるから」「万が一落としたら拾うことが困難だから」「そもそも窮屈すぎて見られない」というものが多く寄せられました。

満員電車内でスマホを見るかどうかを聞いたアンケート全300件のうち、満員電車でもスマホを見るという人が87票、見ないという人が213票と、満員電車でスマホは見ないという人が多い結果となりました。

満員電車の中でもスマホを見るという人の理由の多くは「暇だから」「気を紛らわすために」「連絡や時間の確認のために」といったものでした。

一方で、満員電車内でスマホを見ないという人の理由は「他人にスマホ画面を見られるから」「落とした場合に周りに迷惑をかけるから」「窮屈でスマホどころではない」といったものが多く見られました。

満員電車の中でスマホを使うのは、情報収集や暇つぶしだけでなく、ストレス解消や「自分だけの空間」を作るためという一面もあるようです。しかし、スマホを見ていると周囲への配慮がおろそかになり、思わぬ迷惑をかけてしまうことも。一歩引いて「マナー」という視点を忘れないようにできると良いですね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2024/12/26～2024/12/27
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300