「タクシーでわざと遠回りされた」→運転手に言わない客、なぜ？理由を聞くと“意外な理由”が明らかに

目的地まで迅速に私たちを届けてくれる便利なタクシー。ですが、まれに、「あれ？いつものルートと違う…遠回りされていない？」と思うことはありませんか？

たまたま違うルートを走っていただけなのか、それとも料金をかさ増しするためにわざとやっているのか…疑わしく感じた経験がある方は少なくないようです。

そんなとき、はっきりと指摘する人もいれば、トラブルになりそうで言えないという人もいるよう。

そこで今回は、タクシーで遠回りされている気がしたとき、そのことを言うか言わないか、アンケートを取りました。

タクシーで遠回りされていると思ったとき、言う？言わない？

全300件（有効票）から寄せられたアンケートの結果はこちらです！

今回は、全300件のうち、言う派が183票、言わない派が117票と、「言う」派が若干多いという結果でした。

寄せられた意見を紹介します。

自分が指定したルートと違う道だったら言います。ただ、おまかせでお願いした時は言わないかもです。
（20代女性・フリーター・東京都）

タクシーを乗るときは遠回りされないように、土地勘のある場所だと自分から通ってほしいルートを指示します。
（40代男性・会社員・大阪府）

こちらから説明した道以外だと、タクシー料金が高くなるのは気になります。故意だったのか、実際、指摘したところメーターを止めてもらったこともあります。
（40代女性・ライター・北海道）

運転手さんが通っている道が実は近かったりすることもあるので、「こっちのほうが近いんですか？」と聞くことはある。
（40代男性・会社員・香川県）

「どのルートから行くんですか？」など遠まわしですが、絶対に確認します。以前、運転手さんにおまかせしたら大回りルートを選択された挙句、道を間違えられました。とてもモヤモヤしたので、以降は怪しいと思ったら必ず確認しています。
（30代女性・自由業・東京都）

初めての乗車の場合は、目的地と支払金額をこちらから「この金額で行けますか？」と尋ねます。
（40代男性・自由業・北海道）

おかしいなと思ったら指摘します。わざとしているのか、理由があってのことか道をよく把握してないか知りたいからです。
（50代女性・フリーランス）

お金を払っている側ならば言うのが普通だ、と思います。黙っているほうがおかしいです。
（40代男性・東北地方）

言う人の多くは、指示した道や知っている道で、と回答されていました。知らない場所の場合は、やんわりと確認するケースが多いようです。

自分が知らないだけで、運転手さんにとっては通りやすい、安全な道である可能性もあるから。
（30代女性・ヘルパー・東京都）

運転手の慣れている道や安全性を配慮している部分があることもあるので、うかつに近道や最短ルートを言わずに、任せます。
（30代男性・会社員・愛媛県）

トラブルになると怖いので言わない。途中で降ろしてくださいと言って乗り換えたことはあります。
（30代女性・会社員・東京都）

男性の運転手が多いし、もし言ったとしてキレられたりしたら嫌だから、よっぽどのことがない限り言わない。
（20代女性・東北地方）

トラブルになりたくないため、その場では指摘しない。しかし運転手の名前を控えておいて、本部に報告する。
（30代男性・カウンセラー・中国地方）

遠回りしているなと思っても口にはしません。タクシー会社の連絡先にクレームはいれるかもしれません。
（50代女性・主婦・近畿地方）

前に職場の友人と飲んだ帰りにタクシーに乗った時、運転手が気を使って信号が少ない裏道を走ったら「遠回り」と運転手を責めてるのをみて嫌だったから。
（40代女性・会社員・東京都）

直接は言いませんが、「あとどのくらいで着きますか？」など他の言葉をかけて急いでいるアピールをします。
（20代男性・会社員・山口県）

言わないという人の回答では、運転手を信用している、トラブルを避けたいという意見が目立ちました。

アンケートの回答結果によると、言う人の多くは「自分が知っている道などでは言う」または「やんわり言う」という回答が多く見られました。

言わない人は、タクシー運転手とのトラブルを避けたいという考えの人が多いようです。しかし「タクシー会社の連絡先にクレームはいれるかも」という意見もありました。

運転手が本当に道がわからないのか、わざと遠回りをしているのか、見極めるのは難しそうですが、やんわりと声を掛けるなど角が立たない方法で伝えられるといいですね。また迂回していることをきちんと指摘すると「素直に謝ってくれました」という回答もありました。

あなたはタクシーで遠回りされていると思ったとき、どのように対応しますか？

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2024/12/26～2024/12/27
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300