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再配達に厳しい『スペイン』の配達事情　セキュリティ万全すぎる『置き配場所』　に「興奮した」

  • 2025.2.4
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写真：photoAC（イメージ）

最近、利用の普及してきた不在時に便利な「置き配」。

「仕事で帰宅が配達時間に間に合わないから、いつも置き配指定にして荷物を届けてもらっている」という方も多いのではないでしょうか。

今回は海を飛び越え、「海外の置き配事情」に関するエピソードをご紹介！

スペイン領カナリア諸島で暮らすもも（@5l95momo_）さんが、「スペイン流！超セキュリティ強めの置き配」についてX（旧Twitter）に投稿すると、「これは、全然わからない」と注目を集めています。

ももさんがスペインで体験したのは、いったいどんな置き配なのでしょうか？

話題の投稿が、こちら！

レバハス（セール）で通販商品を頼んだももさん。商品到着時、運悪く不在だったのだそう。

配達員さんが置き配をしてくれたのですが、なんと！

段ボールを置いてくれた場所はここ！

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画像提供：もも（@5l95momo_）さん

このように、「家の前の植木の葉っぱやら木の枝の下にめっちゃ隠すように置き配されて」いたのだそう。

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画像提供：もも（@5l95momo_）さん

すぐにはどこに置かれているのかわからず探し回ってしまいそうですが、商品が盗まれてしまわないよう、セキュリティを考えて工夫してくれたことは本当にありがたいですね！

気を利かせてくれた配達員さんに感動したももさんは「おじさんありがとう感謝！」と綴っていました。

スペインの宅配便事情について、投稿者であるももさんに詳しくお話を伺いました。

箱が見えた瞬間は宝探しのようで興奮！厳しいスペインの宅配便事情も…

---セキュリティ万全の置き配に笑ってしまいました！どんな経緯でこの置き配にいたったのですか？

「「配達員さんから電話があり、不在で受け取れないから再配達できないか？と相談したら『できない。今日は忙しい。置き配のみ対応可！』と強めに言われたので置き配をお願いしたら電話口の向こうで数秒おっさんの鼻息と何かガサガサ音が聞こえたのち、『家の前の植木のところに隠しといたからよろしく』とだけ言われて電話を切られた、という経緯があっての投稿です」

---なるほど！そんなやり取りが…。隠れた荷物を見た時の、率直なお気持ちをお聞かせください。

「率直な気持ちとしては、木の枝や枯葉をかき集めて箱を隠す配達員の姿を想像してジワジワきました（笑） すぐには見つからなくて、誰かに取られたんじゃ？という不安もあったので箱が見えた瞬間は宝探しのようで興奮しました（笑）」

---それはドキドキでしたね！お住いのカナリア諸島では、置き配をよく利用されるのですか？

「普段の生活でネットショッピングは割と頻繁に利用しますが、どの運送会社もだいたい再配達はしてくれないです。スペイン人の夫曰く、DHL （ドイツの物流会社）以外で再配達してくれる親切な運送会社は無いそうです（泣）。不在だとポストに不在票が入っていて、後日指定の倉庫まで自分で取りに行く、というパターンが多いです。（余談ですが）前に別の運送会社を利用した際、倉庫まで取りに来ていい時間帯が朝8時から9時までの1時間のみで、厳しすぎて笑いました。置き配は今回初めて経験しましたが今後もまたあるかもしれません」

---なるほど！カナリア諸島の配達事情はなかなか厳しいのですね。海外の貴重な置き配エピソード、ありがとうございました！

「これは、全然わからない」同じスペイン在住のユーザーも大困惑

こちらの投稿に対し、同じスペイン在住のユーザーは「置いてると盗まれることがあると聞きますもんね」と共感しつつも「でもこれは、全然わからない」とコメントしていました。本当に見事な隠し方ですよね。

日本では再配達も置き配も比較的簡単ですし、このように荷物を隠すケースもほとんど見られませんが、海外には海外なりの事情と工夫がある…ということがわかる貴重な投稿でした。

取材協力：もも（@5l95momo_）さん

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