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客「2000年以降初めて見たかも」 ホテルの客室に置かれた“現役姿”に驚き

  • 2025.1.7

ダイヤルを回して発信する「ダイヤル式電話機」を使ったことはありますか?スマートフォンが普及してタッチパネルでの番号入力が当たり前になった今、ダイヤル式電話を使うとなれば戸惑う人も多いのではないでしょうか。

今回は、箭島裕治(@AmaKha_Yajima)さんが、2024年7月にX(旧Twitter)へ投稿して話題になった「久しぶりに見た現役のダイヤル式電話機」について紹介します。

いったいどこでそんな懐かしいものに出会ったのでしょうか?

その投稿が、こちら!

投稿者さんが、ダイヤル式電話機を見つけたのは、宿泊していたホテルの客室でした。ダイヤル式電話は、今から40~50年前まで最もメジャーなタイプの電話機だったそう。「自宅にあった」と懐かしく感じる方もいるでしょう。

ただ、若い世代の皆さんは、使い方が分かりますか?

ダイヤル式電話は、まずかけたい番号の穴に指を入れて、時計回りにダイヤルを回します。右下にある留め金に指が当たるまで回して放し、ダイヤルが元の位置まで戻ったら、次の番号を回す…という手順です。

投稿者さんも「2000年以降初めて見たかもしれん」とつづっているように、今、実際に使われているのはかなりレアケース。貴重なものですね。投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

「『230』にかければ普通にフロントにつながったかと」

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出典:箭島裕治(@AmaKha_Yajima)さん

---かなり珍しいですね!どういったお宿だったのでしょうか。

「茨城県内のホテルでした。フラメンコ・ジャズバンドの3週間ほどのツアーに参加していたのですが、最終日に泊まった昭和感あふれる宿がここでした

---こちらの電話は使用されましたか?使用されていた場合、使ってみてどのように感じましたか?

「『まさか本当に使えるのか?』と思い、試しに受話器を取って『0』をダイヤルしたところ普通に『ツーーーーーーー』というダイヤルトーンがしたので、少なくとも外線電話としては機能しているようでした。おそらく電話機に書いてある『230』にかければ普通にフロントにつながったのではないかと

---まだまだ現役で活躍しているのですね。

若い世代は、ダイヤル式電話の実物を見たことがない人もいるでしょう。「スマホに比べて不便」と感じるかもしれませんが、レトロで味があるという一面も…?もし使う機会があれば、試しに掛けてみてはどうでしょうか。



取材協力:箭島裕治(@AmaKha_Yajima)さん