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2025年の『青森の雪』のヤバさを伝えた1枚 「同じ日本とは思えん」「嘘だろと思っていた…」の声

  • 2025.1.16

本格的な雪のシーズンに突入し、「最強寒波」「大雪」といったニュースを耳にするようになりました。皆さんのお住まいの地域の様子はいかがでしょうか?

きのこ先輩(@sin5d)さんが、「青森の今年の雪のヤバみ」を伝える1枚の写真をX(旧Twitter)に投稿すると、1.1万いいねが集まり(2025/1/13時点)、「同じ日本とは思えん」「出られない」と話題になっています。

いったいどのような様子だったのでしょうか。

話題の投稿が、こちら!

窓の半分以上の高さまで雪が積もっています…!

こちらは掃き出し窓ではなく、2階にある腰窓。投稿者さんによると、窓の1mくらい下には1階屋根があり、地面からの積雪ではないものの「積雪深150cmくらいあるかも」とのこと。

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出典:きのこ先輩(@sin5d)さん

150cmも積もっていれば、小柄な大人でも埋まってしまうほどです。私道でなければ除雪車が整備してくれるため、道路は運転できるコンディションだそうですが、その道路に出れる状態になるまでに1時間もかかるといいます。

これだけの積雪があると、通学や通勤など、普段の生活にもさまざまな影響が出るでしょう。

「去年の1年分が毎日降っているような勢い…」切実な思い

このときの状況について、投稿者さんに詳しくお伺いしました!

---本当に写真1枚で、雪の量の凄さが分かりました…!こちらの積雪を見たときの率直なお気持ちを教えてください。

発熱で寝込んでいてやっと動けるようになったときでしたので、窓を見て『やっべ、どうしよ…薬も買いに行けない』でした。病み上がりの体調で雪かきをして、車が出せるようになったのは2時間後でした」

---病み上がりで2時間の雪かきは辛いですね…。去年のお写真を拝見しましたが、昨年と比べて積もるペースなども異なりましたか?

「たまたま去年は記録的に雪が少ない年で雪かきも数回で済んだのですが、去年の1年分が毎日降っているような勢いでした。長年弘前市に住んでいますが、短期間で降った量では3本の指に入ると思います」

ちなみに、こちらは2023年の1月の様子です。

---2023年の1月では、窓の取っ手よりもずいぶん下までの積雪となっています。今年の写真では取っ手の上の高さまで積もっていることから、倍以上の量が積もっていることが分かりますね。

積雪量に驚きの声

こちらの投稿には、さまざまな驚きのコメントが寄せられていました。

同じ日本とは思えん光景……
掃き出しでなく窓……さすが本場……開くだけマシってことか……
昔、母が雪がたくさん降ると2階から出入りしたんだよ〜って言ってて、嘘だろと思っていましたが…
むしろコレは出られない…
佐賀民だけど、九州にこんな雪降ったら、万単位の犠牲者が出ると思う
積雪3cmで交通マヒが始まるくらいだし、そもそも家が雪の重さに耐えられない

まさに…

青森に住んでいたことのある方からは共感の声も。

わかるー弘前いた頃こんなだったな…
小学校低学年までむつ市に居たけど普通に1階が雪で埋まってたな…毎日の除雪は大変です
幼少期青森住んでた時まさにコレだった ドアを開けるための雪かきから始まる朝。出られても車を掘り出すために雪かき、帰ってくるとまた雪に埋もれてるから家に入るために雪かき。私は子供だったからソリで登園したりして楽しかったけど大人は地獄だよね
青森いる時、俺も1回あった…
寝て起きたら80cm程積もってた
アパートから出るだけで20分
雪かきして車出すまでに1時間かかった

青森県では、記録的な大雪となっていることから、12年ぶりに「豪雪対策本部」を設置したとのこと。

豪雪地域に住んでいる方たちへの、適切な支援対策が行われることを願うばかりですね。



取材協力:きのこ先輩(@sin5d)さん