20年も音信不通のいとこから突然子どもの結婚式に誘われ困惑「絶対来て」なんで…？真意に気づきあ然

私が40代だったころ、歳の離れたいとこの子どもの結婚式に招かれたときの話です。いとこと言っても、もう20年近く付き合いがありませんでした。結婚式の日程は年末の近い時期。わが家は単身赴任中の夫の家で過ごす予定を立てており、当時10歳と7歳だった息子たちもしょっちゅう体調を崩していたので、丁寧にお断りしたのでした。しかし後日、なぜか母から連絡が入ったのです。

母は「予定を変更して結婚式に参加してちょうだい。お祝儀は私が全部出すから」と言います。いとことは20年会っていないのに、なんでそんなに私たち家族に出席してほしいの？ そもそもなんで母から頼まれるの？ と思って理由を聞くと、今まで長らく音信不通だったいとこから、なぜか母のもとへ私たち親子に結婚式へ来るようにと、しつこいくらいに催促の電話がかかってくるようになったのだそう。困った母は、私を説得しようと連絡してきたようです。結局、全くと言っていいほど面識のないいとこの子どもの結婚式に参加したのでした。

しかしその後、あれほどしつこく参加要請の電話を母にかけてきていたいとこは、式のあとにまた音信不通になり、一体あれは何だったのだろう？ という疑問だけが残りました。式場で、新郎であるいとこの子どもの友人が周りで話していたのですが、新婦の希望を叶えようとかなり無理をして豪華な式場を押さえたため、資金繰りが大変らしいとのことでした。そこで、うちの母が気前がいいのを見越して、母からより沢山のお祝儀を貰うために私たち母子まで3世代で来場してほしかったのだと察しました。ちなみに、母と私、うちの息子2人分として、母は20万円を包んだそうです。嫌なことはしっかり断るべきだと感じた出来事でした。

著者：中田 明子／50代女性・主婦

男子高校生2人を育てている主婦。韓ドラと韓食にハマっている。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年12月）

ベビーカレンダー編集部