1. トップ
  2. レシピ
  3. 「大髙醤油」が、新商品「ラーメンの〆に合うカレー」開発のためのクラファンに挑戦!

「大髙醤油」が、新商品「ラーメンの〆に合うカレー」開発のためのクラファンに挑戦!

  • 2024.12.25

老舗醤油屋「大髙醤油」が、「ラーメンの〆に合うカレー」開発のためのクラウドファンディングに挑戦している。

「大髙醤油」について

「大髙醤油」は創業文化元年(1804年)、千葉県成東(現山武市)の地で生まれた。しょうゆ醸造、つゆ・たれ製造を営んでおり、受け継がれた伝統を守りながら、日々新しい発想と知識を活かして食卓を楽しくする製品を開発している。

商品開発にあたり、石井食品に相談

今回、「大髙醤油」が新商品「ラーメンの〆に合うカレー」の開発にあたって相談したのは、「イシイのおべんとクン ミートボール」でおなじみの石井食品。石井食品が、レトルトカレー部門の強化と地域の特産品を活かした商品開発に注力していることから、レトルトカレーの専門知識やノウハウを活かした商品開発について相談したのだという。

最初は、山武のネギを使ったカレーをベースに検討していたが、商品化する際に収穫の時期に左右されることからやむなく断念。そこで、シンプルに「大髙醤油」の醤油を全面に出したカレーへと舵を切り、石井食品の協力のもと、何度も試作品を作るなかで、醤油の香ばしさが楽しめるラーメンの〆にあうカレーのレシピが誕生した。

二段仕込み醤油を使用

「ラーメンの〆に合うカレー」には、「大髙醤油」特製の二段仕込み醤油を使用している。この二段仕込み醤油は、麹を仕込む時に、塩水の代わりに生醤油を使用して再仕込みした醤油。香り高くコクのあるまろやかな味が特徴で、カレーに使用することで味の深みを引き出している。

商品タイトル「ラーメンの〆に合うカレー」の通り、ラーメンを食べ終わった残りのスープにご飯と温めたカレーを投入し、優しく混ぜるのが美味しい食べ方だという。スープカレーのような食感と、「大髙醤油」が丹精こめて作った醤油の香ばしさが鼻を抜ける。ご飯は温かいご飯がおすすめ。カレーは、レトルトパウチに入っている。

クラウドファンディング概要

今回のクラウドファンディングは、「大髙醤油」が運営する週2日しか営業しない大人気ラーメン店「富士虎屋」の新商品開発プロジェクトとして実施。C-VALUEにて、ALL or Nothing方式のクラウドファンディングに挑戦している。集まった資金は開発資金に充てられ、開発した商品がお礼の品として届けられる。

また、今回のクラウドファンディングは、新たな食体験の提供を目的としている。ラーメンの追い飯としてスープにご飯を入れるスタイルのお店も増えてきたが、醤油ラーメンのスープには意外にもカレーが絶妙に合うという。カレールーだけでなくご飯も一緒に入れることで、リゾット風の食感も楽しめる。「ラーメンの〆に合うカレー」は、既存のラーメンやカレーライスとは一線を画す、ラーメンの〆としての新しい食べ方を確立できる商品になっている。

さらに、地域経済の活性化に貢献することも目的としている。「大髙醤油」がある山武市は温暖な気候で、ミネラル分が豊富な砂質土壌が特徴だ。そんな山武市の環境は醤油の醸造に合っており、地元で作られた醤油を使用した商品を全国へ広めることで地域の魅力を伝え、地域経済の活性化に貢献するとしている。

加えて、SDGsへも貢献。「大髙醤油」では、どうしても残しがちなラーメンスープを捨てるのがもったいないという思いから、新たな食として活用できないか試行錯誤し、「ラーメンの〆に合うカレー」を開発。ラーメンスープにカレーを入れるという新しいスタイルで食品廃棄の削減につなげ、地域資源の有効活用を目指している。

新たな食体験の提供、地域経済の活性化、SDGsへの貢献を目指し開発される「ラーメンの〆に合うカレー」のプロジェクトを応援してみては。

C-VALUE:https://www.c-value.jp プロジェクト名:老舗醤油屋のガチ挑戦!【ラーメンの〆に合うカレー】開発プロジェクト

(yukari)

元記事で読む
の記事をもっとみる