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練習場でもゴルフシューズを履く? スニーカーじゃだめなの? ソフトスパイクvsスパイクレスって、どっちがいいのかわかりません

  • 2024.12.25

紳士淑女のスポーツであるゴルフでは、適切な用具選びが上達への近道です。特に練習場での基本練習は、正しいスイングを身につける大切な時間です。「練習場ならでスニーカーでも大丈夫?」と考えがちですが、安定したスイングを身につけるためには、最初からゴルフシューズを使うのがおすすめです。

◆練習場でのベーシックシューズ選び

練習場でのシューズ選びは、まず足の安定性を重視することから始めましょう。ゴルフシューズの最も大切な役割は、スイング時の体重移動をしっかりサポートすること。クラブを後ろに引く時は利き手と反対の足に、ボールを打ち抜く時は利き手と同じ側の足に体重が大きく移動するので、両足の安定性がとても重要になります。ゴルフシューズは、このスイング中の体重移動をしっかりと支えるように設計されています。

スニーカーとの大きな違いは、横方向の安定性です。練習場で1時間のレッスンを受けると、100回以上スイングすることもあります。安定性の違いは、練習の質に大きく影響します。ゴルフシューズは、足の疲労を軽減する効果も備えているので、長時間の練習も快適にサポートしてくれます。

特に練習場では、人工芝に優しく、マナー面でも安心して使えるスパイクレスタイプがおすすめです。スパイクレスシューズは、スニーカーのような履き心地でありながら、ゴルフに必要な機能性も備えています。クッション性が高く、練習場での立ち練習でも疲れにくいのが特徴です。また、スパイクの交換や特別なメンテナンスが必要ないので、初心者さんでも気軽に使えるのが嬉しいポイント。屋内練習場から屋外練習場まで、場所を選ばずに使える汎用性の高さも魅力です。

◆ソフトスパイクとスパイクレス、それぞれの特徴

ゴルフシューズには、ソフトスパイクとスパイクレスの2種類があります。ソフトスパイクは、グリップ力が強く、安定したスイングを実現できます。芝生や雨の日でも滑りにくいのがメリットですが、スパイクの交換が必要で、練習場の人工芝を傷める可能性があるという点は注意が必要です。

一方、スパイクレスは軽量で歩きやすく、お手入れも簡単です。特に練習場での使用に最適で、人工芝に優しく、マナー面でも安心して使えます。スニーカーに近い履き心地なのに、ゴルフに必要な機能も備えているのがポイント。クッション性が高いので、長時間の練習でも疲れにくいでしょう。スパイク交換の手間もかからないので、初心者さんでも扱いやすく、屋内・屋外問わず使えるのが魅力です。

シューズ選びで最も大切なのは、フィット感です。つま先に1cm程度の余裕があり、かかとがしっかりホールドされているものを選びましょう。試着する際は、実際のスイングをイメージして履き心地を確認することが大切です。手軽に始めたい初心者さんには、1万円前後のスパイクレスタイプがおすすめです。この価格帯なら、十分な機能性と耐久性を備えた商品が見つかるでしょう。セール時期を狙えば、より高品質な商品をリーズナブルに購入できます。

◆季節に合わせたシューズ選びとケア

季節によって、シューズを使い分けることで、より快適にゴルフを楽しめます。春は朝晩の寒暖差が大きいので、通気性と保温性のバランスが良いシューズがおすすめです。夏は、吸汗速乾性の高い素材を選んで、足の蒸れを防ぎましょう。秋は、芝生に朝露が残りやすいので、適度な防水性を備えたシューズが重宝します。冬は、足元が冷えやすいので、保温性の高いモデルを選ぶと良いでしょう。

ゴルフシューズを長く快適に使うには、日々のお手入れも大切です。練習後は、シューズについた汚れやホコリを柔らかいブラシで丁寧に落としましょう。梅雨時期は、シューズを完全に乾かしてから収納することが大切です。新聞紙を丸めて入れておくと、型崩れを防ぎながら湿気を吸収してくれます。また、レザータイプのシューズは、定期的に革用クリームを塗ることで、革の劣化を防ぎ、防水性も保てます。

練習時のゴルフシューズ選びは、ただの道具選びではなく、ゴルフ上達への第一歩です。足元が安定することで、スイングが正確になり、結果的に上達も早まります。ぜひ実際に試着して、自分の足に合う一足を見つけて、快適な練習を楽しんでくださいね。

取材・文/夢書房

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