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【12月25日の花】モミ キャンバスパネルに飾れば絵画のよう

  • 2024.12.25

フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?


12月25日の花はモミ

冬でも青々とした葉を茂らせるモミの木は、北欧の古代ゲルマン人にとって枯れることのない永遠の象徴で、特別な存在でした。

そんな樹木信仰とキリスト教が結びついて誕生したのがクリスマスツリーだと言われています。

モミの木というと西洋を思い浮かべる方も多いかと思いますが、日本にも自生しています。

クリスマスが近づくと花市場には、国産のモミ枝とオレゴン産の輸入のモミ枝が並びます。

国産のモミは、鮮やかな緑色で葉がまっすぐに伸びているのが特徴です。

対してオレゴン産のモミは少しスモーキーで銀色がかった青緑色で、葉がくるりとカールしています。

これは好みが分かれるところで、こだわりをもってどちらかのモミを並べている花屋さんもあります。

モミは水につけなくても色褪せないので、雑貨屋さんなどで手に入る無地のキャンバスパネルにモミを束ねてリボンで固定してみましょう。

立体的な絵画のような飾り方ができます。もちろんオーナメントやクッキーなどを追加で飾っても素敵です。

【モミの花言葉】昇進、時間、永遠、向上、高くそびえる
【モミが誕生花の人】10月6日、10月7日、11月14日、12月18日、12月24日生まれ

佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌

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