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【RIZIN】久保優太、“フィニッシュ率100%”超強豪との対決に熱意 “壮大な目標”実現へ「絶対にチャンピオンになりたい」

  • 2024.12.24
(C)RIZIN FF
SPREAD : (C)RIZIN FF

元K‐1WORLD GPウェルター級王者で総合格闘家の久保優太が22日、自身のYouTube「サラ久保ちゃんねる」を更新。
大晦日に控えたラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス共和国)との決戦に向け意気込みを語った。

■「練習はやりつくした」

「久保 vs. シェイドゥラエフ」は、下馬評で9:1で久保負けを予想する声が多い。
24歳のシェイドゥラエフは、これまでの戦績が12戦全勝全フィニッシュ(4KO、8サブミッション)。今年6月に行われた「RIZIN.47」で武田光司に一本勝ちして鮮烈なデビューを飾ると、続く9月の「RIZIN.48」でも体重超過したフアン・アーチュレッタを相手に2試合連続となる一本勝ちを収め、圧倒的な強さを見せつけた。
久保負け予想が9割を占める結果に、元妻・サラさんは「勝ったら美味しいってことだね。頑張れ!」とエール。さらに、今回も久保の入場曲を歌うことを発表し、「勝利の女神」の降臨を久保も拍手で喜んだ。
久保は「今回勝てば本当にタイトルマッチの可能性が大いにある。僕にはMMAでチャンピオンになるという壮大な目標があって、そのために絶対にRIZINでフェザー級チャンピオンになりたい。今回絶対に勝ちたいんですよ。自分の夢を実現させる」と意気込みを口にした。
さらに「毎回大一番とか言っているんですけど、練習でやってきたことはやりつくした(と言える)くらいやってきた。僕が夢・目標を実現する」といつも以上に気合が入っている様子だ。
久保は2021年にキックボクシングから総合格闘家へと転向。MMA3年目の37歳は、21年9月のデビュー戦「RIZIN.30」でレスリングのリオデジャネイロオリンピック銀メダリスト・太田忍と対戦し、判定負けを喫して以来、安保瑠輝也、斎藤裕など強豪相手に5連中と波に乗っている。
「RIZIN」の榊原信行CEOは、公式YouTubeチャンネルで「久保は自分のファイトスタイルが完成してきている」とし、7月の「超RIZIN.3」での斎藤裕戦を引き合いに出すと「完全に久保のペースで、久保のMMAのスタイルに斎藤が合わせるかたちになっていた」と称賛。「それが本当に若いトップレベルのシェイドゥラエフに通用するのかどうか。ここで久保が結果を出して来たら、すぐタイトル戦線」とも語っていた。
久保はアスペルガー症候群とASDであることを告白しており、その特性を生かして大好きな格闘技に打ち込み結果を出してきた。相性が悪い、シェイドゥラエフのワンサイドになるなど久保負けを予想する声は多いが、自らシェイドゥラエフを指名したという男気には脱帽せざるを得ない。
久保は王座挑戦へと繋がる一戦で下馬評を覆し勝利することができるのか。

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