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“靴下3点セットで980円”のルールで大混乱の家族 レジ前で起こったキュートなやり取りに「これわかる」「どっちも爆笑しててかわいい」の声【作者インタビュー】

  • 2024.12.24
『靴下3点セット、おじさん2点セット』より 画像提供/グッドスリープさん
『靴下3点セット、おじさん2点セット』より 画像提供/グッドスリープさん

【漫画】“セット売り”でひともんちゃくの家族、うしろで待っていた客からの言葉に「かわいいおじさん達」の声

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、グッドスリープさんの『靴下3点セット、おじさん2点セット』を紹介する。作者のグッドスリープさんが、11月18日にX(旧Twitter)に『靴下3点セット、おじさん2点セット』というタイトルで漫画を投稿したところ、3.1万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、グッドスリープさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

分かりにくい…靴下3点セットのシステム

『靴下3点セット、おじさん2点セット』より 画像提供/グッドスリープさん
『靴下3点セット、おじさん2点セット』より 画像提供/グッドスリープさん

衣料品店にて、母親に「買った?」と聞かれた男性は「いや今から…」と答えてレジに進む。すると店員に「お客様、こちらの靴下…980円で3点まで選んで頂けるセット販売の商品ですが…」「2点でよろしいですか?」と聞かれた。

考えた挙句、「いいです…」と男性が答えると、「なんでだよ」と思わずツッコむ母親。「いや母ちゃん、あえてだから」という男性に、「何をあえる事があんだよww」「どうせシステム理解してないだけだろw」と、母親からまた鋭いツッコミが入る。

「いや違うってw」「欲しい色が無かったんだって」という男性の言葉に呆れ果てた様子の母親と子供たち。店員はその様子を笑いながら見ている。

3つとも違う色にするルールは無いと主張する母親が、店員に確認すると「同じ色の商品でも大丈夫ですよ」という返事が返ってきた。母親は「ほうら!!うら!!!」と男性を煽ってみせる。

男性も負けじと反論するが、母親は「面倒くさいからって勿体無いことすな!!」「いいからもう一点持ってこいよw!!」と、もう一点を靴下を持ってくるように促す。

そして、母親が「ホラ後ろの人も待っとっちゃるから!!」「すいませんねぇ」と気遣う様子を見せると、後ろに並んでいる客が「いや…」と話し始めて…。

この漫画を読んだ人たちからは、「これわかる」「どっちも爆笑しててかわいい」「なんだこのほのぼの空間」「すごく笑った」「かわいいおじさん達」など、多くのコメントが寄せられている。

「空気感を共有したい」という気持ちで描いた本作

『靴下3点セット、おじさん2点セット』より 画像提供/グッドスリープさん
『靴下3点セット、おじさん2点セット』より 画像提供/グッドスリープさん

――『靴下3点セット、おじさん2点セット』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

最後のページでおじさんが二人照れながらもう1セット靴下を取りに行く様子が、客観的にみて面白いかなと思ったので描いてみました。

――靴下3点セットのシステムは分かりにくいので、本作に非常に共感を覚えました。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

店員にシステムを説明されて、その上で「これでいいです」と男の人が言うまで間があるんですが、きっと頭の中で高速で最適解を探していたんだと思いますが、その一言にちょっとプライドみたいなものが見えたので、その辺が伝わるといいなと思って描きました。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

その考えたあげくの、「いいです」がとっても深そうで浅い「いいです」で好きです。

――以前のインタビューにて「どこにでもありそうな出来事をこねくり回して描く時と、空気感を共有したいのであまり誇張せず描く時がある」とのことでしたが、本作についてはどちらにあたりますでしょうか。

今回は後者だと思います。お母さんの正論にきっと脇汗をかきながら説得しようとしている様子や最後照れながら靴下を探しに行く気まずさみたいな空気が伝わると嬉しいです。

――家族のことをよく描かれていると思いますが、漫画にしようと思ったきっかけはありますか?

もともとは家族の絵日記みたいな気持ちで始めたので、今も個人的に面白いと思った出来事や何気ない事を漫画にしています。

――4人のお子様の育児とお仕事をしながら、漫画を描くということは大変かと思いますが、その原動力はどこから来ていらっしゃるのでしょうか?

コメントや良いね等リアクションが励みになります。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

いつもありがとうございます。フォローしてくれる方が増えれば増えるほど、責任を持ってくだらない事を描いていきたいと思っています。少しでも喜んでもらえるような漫画を提供できたらなと思います。

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