京都大学から初のJリーガー誕生！膳所高校出身の25歳…しかも名前は「Jリーグ史上4人目」

Text by 奥崎覚(編集部)

福島ユナイテッドFCは24日、GK田中雄大がみちのく仙台FCより完全移籍にて加入することが決定したと発表した。

田中は1999年7月9日生まれの25歳。滋賀県随一の進学校・膳所高校から京都大学へ進学し、2022年に関西1部のおこしやす京都ACへ加入。今年移籍した東北1部のみちのく仙台FCでは15試合に出場していた。

福島は今季、寺田周平監督1年目ながらJ3で5位に入った。J2昇格プレーオフは初戦で松本山雅FCに屈したものの、J2昇格が現実的な目標となっている。

以下は、京都大学卒業生で史上初のJリーガーとなった田中のコメント。

「来シーズンより加入することとなりました、田中雄大です。福島ユナイテッドFCで、Jリーガーとしてのキャリアをスタートできることを、大変うれしく思っています。これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、多くのことを学び、チームや地域のためにピッチ内外で常に全力で泥臭く活動してまいります。応援よろしくお願いいたします」

ちなみに、「田中雄大」という名前の選手はJリーグ史上4人目。

1人目は野洲高校から関西大学を経て2011年に川崎フロンターレでプロ入りしたDFで、現在はヴィッセル神戸でスクールコーチを務める36歳。

他に現役として、29歳のサンフレッチェ広島GK田中雄大、25歳のファジアーノ岡山MF田中雄大の2人がプレーしている。