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日本人女子所属の名門チーム、人種差別容疑で4選手逮捕…関係者は「逮捕はやり過ぎ」

  • 2024.12.24
日本人女子所属の名門チーム、人種差別容疑で4選手逮捕…関係者は「逮捕はやり過ぎ」
日本人女子所属の名門チーム、人種差別容疑で4選手逮捕…関係者は「逮捕はやり過ぎ」

Text by 井上大輔(編集部)

22歳の江頭一花も所属するアルゼンチン名門チーム、リーベル・プレート。

21日にサンパウロで行われたリーベル女子対グレミオ女子戦で問題が起きた。

グレミオが同点ゴールを決めた後に騒動が勃発。リーベル選手がボールボーイに猿のジェスチャーをしたことで大きな騒乱が起きたとされている。

人種差別があったと報告され、リーベル選手6人が退場処分となり、試合は打ち切り(グレミオの3-0勝利と認定)。

試合後にリーベルの選手たちはサンパウロの警察署に連行され、4選手が人種差別容疑で逮捕された。逮捕されたのは、18歳、19歳、24歳、25歳の選手。

4選手はサンパウロの刑務所に移送されたが、弁護士が保釈を求めている。ただ、『Globo』によれば、裁判所は「選手たちとブラジルとのつながりがない」という理由で、保釈を差し止めたという。

リーベル上層部は事態を解決するために法務チームをブラジルに派遣したというが、逮捕された4選手は「起こったことに怯えている」とも。

アルゼンチン紙『TN』によると、リーベル関係者は、選手たちの態度は「非難されるべきもの」であり、クラブ内部で制裁措置を取るつもりだと認めたという。その一方で逮捕とブラジル当局による措置は「やり過ぎ」だとも述べたとのこと。

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