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『モアナと伝説の海2』舞台挨拶で、屋比久知奈、尾上松也から歌のクリスマスプレゼント!なかやまきんに君も感激

  • 2024.12.24

現在公開中のアニメーション映画『モアナと伝説の海2』で、映画の大ヒットとクリスマスを盛大に祝う大ヒット御礼舞台挨拶が12月23日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。モアナ役の屋比久知奈、マウイ役役の尾上松也、モニ役の小関裕太、ロト役の鈴木梨央、シメア役の増留優梨愛、マウイの筋肉に憧れているという芸人のなかやまきんに君が登壇した。

【写真を見る】モアナ役の屋比久知奈が楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」を生歌唱!

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本作は、全米で公開5日間のオープニング興行成績で映画史上No.1の興行収入記録を樹立し、世界興収はすでに7億9000万ドル(約1185億円)を挙げている。日本でも12月6日に公開され、2024年の洋画作品で断トツNo.1のオープニングスタートを切り、22日(日)までの公開17日間で累計動員数は177万人、累計興行収入は24億1669万円を突破した。さらに本作は12月9日に 発表された第82回ゴールデングローブ賞でアニメーション映画賞にノミネートされ、米アカデミー賞ノミネートにも期待が高まっている(本文中興行成績はすべて box office mojo調べ、1ドル=149円換算)。

クリスマス直前のイベントということで、南国らしいヤシの木がクリスマスカラーの飾り付けで彩られたステージに登場した一行。特別ゲストであるなかやまきんに君は「左胸にご注目ください。マウイに憧れていたら、私の左胸にも“ミニ・きんに君が出てまいりました!」と、マウイの体のタトゥーに描かれているキャラクターであるミニ・マウイさながら、胸元に“ミニ・きんに君”のシールを貼って登場。

なかやまきんに君が大好きという増留は、きんに君の「じゃあさ、一緒に 僕のギャグやってくれる?」と誘されると、2️人で「せーの、パワー!」と筋肉ポーズを決め、うれしそうな笑顔を見せた。

公開から約3週間が経ち、周りからも様々な反響の声が多かったようで、屋比久は「続編を心待ちにしているという 声を周りからたくさん聞いていたので、実際に多くの方々に観ていただけていることがうれしいです」と喜び、「私自身がいち『モアナ』ファンで、そこに込められているメッセージは、なんて温かくて、なんて優しいんだろうと感じています。それがこうやって皆さんに届いて、喜んでくれていることが本当にうれしいです」と、笑顔でコメント。

松也は「たくさんの友人から『家族で観に行って本当に楽しかった!」という連絡をもらってすごくうれしくて、前作からのファンの方々の期待を裏切ってないんだな、と誇らしい気持ちです」と、小関は「今日ちょうど祖父の家に会いに行って『モアナの映画、公開しているんだよ』と話していたんですけど、先日自分が実際に劇場に行った時には超満員で、自分が小さいころに当時公開していた『モンスターズ・インク』を祖父と一緒に観に行った時のことを思い出しました」と、ディズニー作品との思い出を振り返る。

鈴木は「前作公開当時は中学1年生でしたが、今年20歳を迎えて。大きな節目のタイミングでこの作品に携われたことが本当にうれしいし、周りの人たちからは『私の声と気がつかなったよ!』と言われたり、 友達に誘われて私自身ももう4回劇場へ観に行ってます」と、自身の『モアナ』ファンぶりも明かした。増留は「お友達や先生が『映画観たよ!』とか、『舞台挨拶行ったよ!』と言ってくれてうれしいです」と、身近な人たちからの反響を述べた。

また、「マウイとモアナの絆が最高」という声が多数上がっている本作だが、松也は2人の関係性について「前作より絆が強固なものになっています。今回はお互いの信頼度がさらに強くなって、特にマウイがモアナの背中を押す形で、2人のコンビネーションが増している感じがします」とコメント。さらに、自身にとってモアナのような存在がいるかどうかと聞かれると「高校時代の友人とは毎日のように連絡をとっていて、 彼らは僕にとってモアナでありマウイのような存在です。彼らとなら一緒に航海へ出ても、おそらく仲良く帰って来れる……いや、どうかな……?(笑)」と、冗談を交えて語った。

続いて、本作でロト役として、劇中歌「最高の世界」では超高速ラップの歌唱も披露するなど新たな挑戦となった鈴木。「生まれて初めてラップに挑戦して、最初は楽譜を見て戸惑ったんですけど、挑戦していくうちに知らない自分が知れたと思います。自分なりに新たな扉が開けたし、新たなことに挑戦する20歳になればと、励みにもなりました」とコメント。

すると松也が「僕の歌った『できるさ!チーフー!』もすごく難しくて苦労したんですけど……」としたうえで「聞くところによると、鈴木さんはあの難しいラップを、収録が1発OKだったと聞いたんですけど、本当ですか?」と、尋ねる。これに鈴木は「はい!1発OKでした」と、衝撃の事実を告白。劇中屈指の難易度を誇るラップパートだけに、これには屋比久や松也らほかの登壇者も「信じられない!」と驚愕しながら鈴木を称賛するも、鈴木は「でも、1発だと不安なので、もう一回やらせていただきました……」と謙虚にはにかむ鈴木に会場からも温かい拍手が送られた。

続いて小関は、本作の魅力につい て、「間違いなく、マウイのカッコ良さだと思います。自分が劇場に行った時も中学生、高校生の子たちが『マウイがカッコよかった、 マウイに恋しちゃった!』とはしゃいでいる方がいて」と、実際に目撃したマウイの人気ぶりを明かした。

公開後に解禁された、マウイ役の松也が歌う「できるさ!チーフー!」の曲に合わせ、チーフーダンスでパワーチャージ!する画が話題となったきんに君は、マウイのキャラクターの魅力や「チーフー!」という言葉のパワーについて「まず、マウイの魅力は力強さや筋肉はもちろんなんですが、ジョークを言ったりして周りを盛り上げるエンターテイナーところも魅力だと思っています」と真面目にコメント。

きんに君は、「『チーフー!』と叫ぶだけで元気になります。なので、お笑いのお仕事で滑った時に、心のなかで『チーフー!』と叫んでます」と、日頃からこの掛け声に励まされていると告白。「ちなみに今日午前中からお仕事していて、いまのところ25回『チーフー!』と叫んでます」と、この日はどうやら滑り気味だったことを明かし、会場を笑わせた。

その後、増留の「モアナクリスマス!」の掛け声に合わせ、ステージ上の装飾すべてにクリスマスらしい明かりが灯り、南国のクリスマスをイメージさせるような華やかな舞台が完成。続けて、クリスマスに楽しみにしていることについて、きんに君もお馴染みの持ちネタを披露し「おい、おれのミニ・きんに君、クリスマスにモアナを行くのかい?行かないのかい?どっちなんだい!?……いーーーく!チーフー!」と、本作特別バージョンのネタを披露するも、微妙な雰囲気になったため「このあと裏で『チーフー!』と叫ぼうと思います」と、ここでも自虐ギャグで会場の笑いを誘った。

その後、声優キャスト陣から生歌唱のクリスマスプレゼントが。まずは屋比久が「ビヨンド ~越えてゆこう~」を、パワフルに歌い上げると、会場中が感動に包まれる。さらに、マウイ役の松也が、劇中で落ち込んでしまったモアナを励ます楽曲「できるさ!チーフー!」を観客の前で初披露すると、マウイ推しのきんに君は「いや素晴らしかったですね!『チーフー!』の掛け声で、やっぱり元気が出ますね!」と喜んだ。

そして、映画の大ヒット記念とクリスマスを祝う、モアナ風クリスマスケーキをきんに君が運んでくる。そこに屋比久が「超特大ヒット」と書かれた記念のメッセージプレートを添えると、ケーキが完成。

最後に松也は「まだまだ“モアナチャージ”を浴びてない方もいらっしゃると思いますし、さらに世界中のたくさんの方に愛していただいて、モアナ、そしてそれぞれのキャラクター達を応援してほしいです」と、屋比久は「今日は松也さんの 『できるさ!チーフー!』を初めて生で聴けてとてもうれしいです。この楽曲は、マウイがモアナのことを本当に理解しているからこその歌なので、聴くと私自身も励まされる曲です。この作品がそんなふうに、たくさんの人に元気や勇気をチャージできる作品になってくれたらいいなと思います」と、大盛況となったイベントを締めくくった。

文/山崎伸子

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