1. トップ
  2. レシピ
  3. 生姜湯の驚くべき3つの効果とは? 専門家が注意点と簡単レシピを紹介!

生姜湯の驚くべき3つの効果とは? 専門家が注意点と簡単レシピを紹介!

  • 2025.1.9

生姜は、古くから健康と美容に良い食材として親しまれてきたスパイス。そんな生姜をお湯で割った生姜湯は、寒い季節に体を温めるため、飲む機会が多い人もいるだろう。でも、管理栄養士の荒井名南さんによると生姜湯の効果はそれだけではないみたい。チェックしておきたい、生姜湯の効果や作り方や取り入れるときの注意点についてご紹介(下記「」荒井さん)。

生姜湯の効果とは?

Women's Health

①体を温める

「生姜には『ジンゲロール』という辛み成分が含まれます。血行促進作用があり、体を温める効果があります。また、生姜を加熱するとジンゲロールが『ショウガオール』に変化し、胃腸を刺激して内臓の働きを促すため、体の中から温まり冷え性の改善に繋がります」

②ダイエット効果

「生姜湯は温かく物理的に体を温めることに加え、生姜の『血行が良くなり内臓の働きが促される』という効果も重なり代謝アップが期待されます。結果としてダイエットにもつながるでしょう」

③免疫力の向上

「また、ポリフェノールの一種であるジンゲロールには『抗酸化作用』があり、活性酸素という体内に溜まると細胞を傷つけてしまう物質を排除するため、生活習慣病の予防や老化防止、免疫力の向上に寄与します」

生姜湯の作り方

準備するもの:お湯(2ooml)、すりおろし生姜(小さじ1)、はちみつ(小さじ2)

「すりおろした生姜とはちみつをマグカップに入れ、お湯を注げば完成です。はちみつは砂糖でも代用可能です。手軽に作りたいときは市販の生姜チューブを使っても作れます。生姜チューブは『調味料』であるため、生の生姜を使うより健康効果は低い可能性がありますが、手軽であるという点で重宝します。量は味をみながら調整してください」

生姜湯を飲む際の注意点

Women's Health

①1日10gを目安に摂りすぎないようにする

「生姜の摂りすぎは胃腸を刺激しすぎる可能性があります。生姜は1日10gを目安に摂取しましょう」

②空腹時を避ける

「空腹状態だと生姜の刺激成分が胃に負担をかける可能性があるため、食事後や食事中に飲むのがおすすめです」

③カビが生えていない確認する

「生姜そのものが安心して使える状態かどうかも確認が必要です。カビが生えていないかなどを確認して使うようにしましょう」

生姜湯のアレンジ方法

ベースの生姜湯の作り方に合わせて、+αすることで飲みやすくなったり、飽きずに続けられることができる。おすすめの下記3点試してみて。

柚子入り生姜湯:

「柚子の皮を2~3切れ、もしくは柚子ピール入りのジャムを小さじ1加えると、爽やかな香りがプラスされます」

シナモン生姜湯:

「シナモンパウダー(小さじ1/5〜1/4程度)を加えると、シナモンの風味で 一層上品な味わいになります」

ミルク生姜湯:

「お湯の代わりに牛乳や豆乳(150mL~200ml)で作ると、クリーミーで飲みやすくなります」

まとめ

手軽に作れる生姜湯は血行促進作用があり、体を温める効果やダイエット効果など様々な効果を得ることができる。これからの冬本番、ぜひ取り入れて体の調子を整えよう!

お話を伺ったのは……

Women's Health

荒井名南(あらい・めいな)さん

管理栄養士、健康食育ジュニアマスター、離乳食アドバイザー1992年、千葉県生まれ東京医療保健大学卒業後、保育園で5年間給食管理に携わり、独立。現在は「親子のしあわせごはん」をテーマにWEB媒体の記事執筆・監修・レシピ提供をする他、地元の農産物を使った商品開発などを手がける。2児の母。

元記事で読む
の記事をもっとみる