おうち企画、意外と簡単！オレンジピールを作ってみた

こんにちは。
今日はクリスマスイブ。皆さん、どんな予定が入っているのでしょうか。
お気に入りのお店でクリスマスケーキの抽選に当たり、今年は無事買えることになったので、美味しいケーキと自慢のローストビーフで、ミニパーティーでもしたいなと思っている、リビングえひめWeb地域特派員 薬屋のねこです。

さて、寒くなると恋しくなるのが、チョコレート。
今日はそのチョコレートにも合う、オレンジピール作りに挑戦しました。

というのも、先日県外からのお客様から
「オレンジピールって、どこで買えますか？」という質問がありまして、、、
結構迷ってしまいました。
うーん、どこ？
地元情報にアンテナを張り巡らせてみたものの、答えることができませんでした。
このところ空港出没率が高い、薬屋のねこですが、お土産売り場では見かけないですねー
ジュースはもちろん、ジャムやコンフィチュール、ジュレ、ゼリーなどはどこかしらで見つかるのに。

案外作れるんじゃないかと思い立ち、やってみることに！
我が家にはオーブンがないので、なるべく工程を減らせないか考えてみました。

温州みかん

まずは、温州みかん。
甘くて美味しい小粒の興居島産みかん。
あっという間に5個ほど食べて、素材としては十分な量が集まりました。

（材料）
・みかんの皮（剥いた状態で） 80g
・グラニュー糖 60g
・水 50cc
・仕上げ用グラニュー糖 好み（なくても良い）

①みかんの皮を塩で洗う、みかんを剥いて皮のみにし、食べやすい大きさにきる。

②ボールに水（分量外）を張り、皮を1時間くらい浸し、内皮の白い部分をこそげ取る。

③鍋に湯を沸かし、5分ほど煮て、皮を柔らかくする。

④冷水にさらして良く洗う。

⑤鍋にみかんの皮、グラニュー糖、水を入れて、中火にかける。

⑥水気がなくなってきたら、形を整えながら、重ならないようクッキングシートに並べていく。

⑦自然乾燥（だいたい6～8時間くらい）。

⑧ちょっとしっとりした状態まで乾燥したら、仕上げとして周りにグラニュー糖をまぶす。

※白い内皮は、無理に取らなくてもできますが、温州みかんの場合、小さい繊維に分かれやすいので、煮たあとの作業中にポロポロ取れることがあります。
※並べていく過程で、冷めていくと飴状に固まりやすくなるため、途中で温め直すと柔らかくなり扱いやすくなります。焦がさないよう注意。

愛果28号

愛果28号でもやってみました。

（材料）
・愛果28号の皮 2個分
・グラニュー糖 皮に対して60～80％
・水 50cc
・仕上げ用グラニュー糖 適量 （たまたま温州みかんの重量と同じでできました）

愛果の場合は、白い内皮がふっくらしているので、取らなくても作れますが、その分乾燥に時間がかかります。
オーブンを使える方は、そのほうが時短にもなりますので、是非使ってください。（余熱なし、100℃15分程度）

愛果28号のほうが、もともとの果皮の厚みもあり、内皮も厚いため、煮るのにも時間がかかる印象でした。
水だけで煮るのも２回ほど繰り返したほうが柔らかくて口当たりも良くなります。

今回は私の好みが薄いタイプのものということもあり、市販されていないので、白い内皮部分を極限まで取る作業をしましたが、面倒であれば取らなくても作れます。

表面の乾燥時間が長いと、グラニュー糖での仕上げはできませんが、製菓用に使えるので、別の楽しみもありますね。

ここからチョコレートでコーティングして、売っているようなオランジェットにしたかったのですが、それは次の楽しみに取っておきます。

ちょっと苦味のある、大人の味。 ついつい手が伸びて、あっという間に食べきってしまいました。

このくらいの分量が、クッキングシート2枚程度に収まり、乾燥で形を整えるのも飽きずにできるのかなーと、やってみた感想です。

ないならば、作ってみよう！柑橘で
薬屋のねこ

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください