なぜ約１０年前の『地獄でなぜ悪い』になった？　星野源、紅白歌唱曲の経緯を明かす

２０２４年１２月２３日、大晦日に放送される歌番組『第75回NHK紅白歌合戦』（NHK）で歌唱される曲が発表されました。

今回は、初出場のアーティストが１０組。司会は、お笑いタレントの有吉弘行さん、俳優の橋本環奈さん、俳優の伊藤沙莉さん、鈴木奈穂子アナウンサーが務めます。

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中でも、ひと際注目を集めたのは、歌手で俳優の星野源さんが歌唱する曲。

その年に発売された曲や注目された曲を歌うアーティストが多い中、星野さんは２０１３年に発売された『地獄でなぜ悪い』を歌うといいます。

『地獄でなぜ悪い』は、星野さんにとって６枚目のシングル曲。星野さんの活動休止中に発売された曲でもあります。

星野さんがこの曲の歌詞を書いたのは、定期検査入院をしていた夜中の病室だったのだとか。

歌入れも終わった１週間後に、手術した箇所が万全ではないことが分かり、活動休止を余儀なくされたといいます。

なぜ、発売から約１０年経ったこの曲を披露することになったのか、星野さんは自身のInstagramで明かしました。

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NHK紅白の演出の方に、今年この曲を歌って欲しいんです。この曲をテレビを観ている"あなた"の一人一人に届けて欲しいんです。と、その熱い想いと共にオファーをいただいたとき、本当に驚きました。そして、血が湧き上がるような感覚にもなりました。弾き語り、一生懸命に、"今"の気持ちで歌いたいと思います。大晦日、よろしくお願いします！iamgenhoshino

星野さんは、番組の演出を担当する人から、直々にオファーされた曲だったことを明かしました。

「本当に驚き、血が湧き上がるような感覚になった」という星野さん。

本番では、弾き語りで『地獄でなぜ悪い』を歌うそうです。

【ネットの声】

・曲目を聞いてびっくりしました！こんな時代だからこそ歌ってほしいです。

・まさか番組側からのオファーだったとは…。何度もこの曲に救われてきました。

・生きる力をもらえる曲だと思っています。今から楽しみ。

・そんな理由があったとは意外です。経緯を知ることができて嬉しい。

『地獄でなぜ悪い』は多くの人を救ってきた曲のようです。

星野さんは、２０２４年で『NHK紅白歌合戦』に１０回目の出場。

そんな節目でもある回で、星野さんはテレビを通して、また多くの人を音楽で救ってくれるでしょう。

[文・構成／grape編集部]