ブートニアの由来とは？セレモニーの流れや選び方のポイントについて紹介

2024.12.24

ブートニアとは、新郎の胸元につける小さな花飾りのこと。新婦のブーケと同じ素材でつくられていることが多く、結婚式を引き立ててくれるステキなアイテムです。この記事ではブートニアの由来、選び方、ブーケ・ブートニアセレモニーの流れについて詳しく紹介します。

ブートニアの由来

ブートニアの由来は、ウエディングブーケの由来と深く関わっているのだとか。ウエディングブーケの由来は諸説ありますが、中世ヨーロッパで、男性がプロポーズに向かう途中に野の花を摘んで花束をつくり、女性へプレゼントしたことが元になっていると言われています。また、ブーケをプレゼントされた女性は、その中の一輪を抜いて男性の左胸のボタンホールに挿し、プロポーズを受け入れた証としたそう。これがブートニアの由来だと言われています。

ブーケ・ブートニアセレモニーとは？

ブーケとブートニアの由来を元にした「ブーケ・ブートニアセレモニー（ダズンローズ)」は、結婚式の定番演出。一般的には、下記のような流れで進められることが多いです。

1.あらかじめ12名のゲストにバラを配っておく
2.新郎が先に入場し、ゲストの席を回ってバラを受け取る
3.その後新婦が入場し、新郎からプロポーズの言葉とともにブーケが贈られる
4.新婦はブーケから1本お花を選んで、ブートニアとして新郎の胸ポケットに差す

ブーケとブートニアのデザインをそろえたいと考えている人は、ぜひこのセレモニーも取り入れてみては。ふたりの希望に合わせて、内容をアレンジしてみるのもよいですね。

※【ダーズンローズ】は、12本のバラに心を託す社会還元ビジネスを目指す『ダーズンローズ倶楽部』(株)モリタ食材開発研究所の登録商標です。

ブートニアの選び方は？

ブートニアをつけたいけれど、どんなデザインを選べばいいか悩んでしまう人も多いはず。ここでは、ブートニアを選ぶ際に意識するとよい、主なポイントをご紹介します。

ブーケと同じデザインにする
一般的に、ブートニアはブーケと一緒にオーダーし、デザインをそろえることが多いようです。使われている花や色味が同じだと、全体のコーディネートにも統一感が生まれ、ふたり並んで写真を撮ったときも自然に見えるはず。ふたりの個性や式のテーマに合わせたオリジナルのブートニアを、オーダーメイドで製作してもらうのもオススメです。

衣装とのバランスを考慮する
ブートニアを選ぶ際には、新郎の衣装とのバランスも考えるとよいでしょう。例えば、フォーマルな衣装には、カラーやユリなどシンプルで上品なブートニアを選び、カジュアルな衣装には、ガーベラやチューリップなどカラフルで華やかな花を選んでみてもよいかもしれません。

花言葉で選ぶ
花にはそれぞれ花言葉があります。ブートニアに使う花を選ぶ際には、花言葉の意味を意識してみてもよいかもしれません。下記に代表的な花の花言葉をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

バラ（赤）：愛、情熱
バラ（白）：純潔、深い尊敬
カスミソウ：清らかな心、幸福
ユリ：純粋、無垢
カラー：華麗なる美、清浄
ガーベラ：希望、前進