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ラフからのアプローチは“カットめ”に打つのがコツ!

  • 2024.12.24

たとえアプローチといえども、ラフからのアプローチは要注意。なぜなら、ボールとフェースの間に芝が挟まってしまうからです。ヘッドの抜けが悪くなり、距離感も合わなければ、狙った方向に飛んで行かないことも。まずは、ヘッドがスッと抜ける打ち方を覚えましょう。

フェースを開いたら反時計回りに移動

ラフからのアプローチでは、芝の抵抗をできるだけ減らすべきです。通常のアプローチと同じ打ち方では、まともに芝の抵抗を受けます。そこで、アドレスではちょっとした工夫をしましょう。まず、通常通りに構えたら、クラブフェースを開きます。フェースを開く度合はラフの深さによって変わります。

フェースを開く

フェース面が目標を向くまで、ボールを中心に体を反時計回りに移動してアドレスの完成

フェースを開いたら、フェース面が目標を向くまで、ボールを中心に体を反時計回りに移動します。すると、ボールと目標を結んだラインに対してオープンになります。これで芝の抵抗を最小限に抑える準備ができました。

スタンスの向きに沿ってクラブを振り抜く

アドレスが完成したら、あとはスタンスの向きに沿ってクラブを振りましょう。自動的にカット打ちになるので、ボールの上からクラブヘッドが下りてきます。

しかも、フェースを開いている分、バンスを使えるのでソールが芝の上を滑り、ヘッドに芝が絡みづらくなります。仮にフェースを開いたまま打つと、目標の右に向かって飛んで行くので要注意です。

クラブを短く握る

ラフからのアプローチでは、クラブを短く握りましょう。右手がシャフトとグリップの境目付近にくるような感じです。クラブを短く握った方が、クラブの操作性が上がりますし、ボールの距離感や方向性もコントロールできます。


大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ。水城高校を卒業後、当時ゴルフ部監督を務め、恩師でもある石井貢氏の勧めもあり、コーチングの道へ。15年から青木瀬令奈のコーチを務め、トーナメントではキャディバッグも担ぐ。18年にPGAティーチングプロA級資格取得。分かりやすいゴルフ理論には定評があり、ゴルフメディアにも多数出演している。メンタルトレーナー、整体師の資格も持つ。


構成・文=山西英希、写真=鈴木祥、協力=船橋カントリークラブ

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