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『わたしの宝物』不倫&托卵を経た夫婦の結末とは? ラストの「愛してる」にX賛否「スゲェ」「ありえない」

  • 2024.12.28
12月19日に放送されたドラマ『わたしの宝物』最終話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響を振り返ります。(画像出典:フジテレビ『わたしの宝物』公式Webサイト)
12月19日に放送されたドラマ『わたしの宝物』最終話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響を振り返ります。(画像出典:フジテレビ『わたしの宝物』公式Webサイト)

松本若菜さん、田中圭さんが共演し、“托卵”をテーマに描かれるドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系)が、12月19日放送の第10話で最終回を迎えました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響を振り返ります。

画像出典:フジテレビ『わたしの宝物』公式Webサイト
画像出典:フジテレビ『わたしの宝物』公式Webサイト



最終話のあらすじ

神崎美羽(松本若菜)は娘・栞と3人の最後の面会をするため、神崎宏樹(田中圭)と動物園で待ち合わせしていたが、やって来たのは冬月稜(深澤辰哉)。栞が本当の父親である冬月と生きていく選択肢もあるという宏樹の思いを汲んで、美羽は冬月と動物園を回ることに。

別れ際、冬月は栞を抱かせてほしいと願い出ると、意を決して「この子は俺の子?」と尋ねます。美羽は「違うよ。この子は私の子」と回答。宏樹と離婚し、冬月と一緒にもならず、1人で栞を育てていくと決意を固めた美羽。離婚届を書くために宏樹と会うと、年明けに自分が提出してくると話します。

宏樹の会社からの融資が進み、アフリカで学校を作るプロジェクトが進行する冬月。宏樹に会って、美羽が冬月を栞の父親と認めなかったこと、栞が産まれてからの半年を知るのは宏樹であり、栞は宏樹と美羽の愛情を受けて育ってきたのだと伝えます。宏樹の行きつけの喫茶店マスター・浅岡忠行(北村一輝)や美羽の親友・小森真琴(恒松祐里)は、宏樹と美羽が互いのために離婚しようとしている似た者同士だと気にかけていました。

いよいよ離婚届を出しに行く当日。栞を真琴に預けて出かけた美羽に、宏樹から電話がかかってきます。駆け寄って対面した2人。互いに犯した罪は消えず苦しむこともあるかもしれないが、一緒に栞の成長を見守っていきたいと語る宏樹。「1人で背負うなよ。俺にも一緒に背負わせてくれないかな」という宏樹の言葉に、美羽もまた同じ気持ちであると応え、栞と3人で生きていく道を選択するのでした。

画像出典:フジテレビ『わたしの宝物』公式Webサイト
画像出典:フジテレビ『わたしの宝物』公式Webサイト



「愛してる」と言い合う夫婦再建の結末に賛否

宏樹のモラハラを起因とした冬月との不倫と妊娠。冬月がアフリカで爆発テロの犠牲になり亡くなったと知り、美羽は托卵を決意。イクメンパパに変貌した宏樹との束の間の幸せを経て、真琴により秘密が暴かれ修羅場へ。互いへの愛が離婚を決意させたものの、美羽の不倫と托卵は宏樹が許し、宏樹のモラハラは美羽が許し、再建の道を選択。

「美羽、愛してるよ」「私も愛してる」「栞も愛してるよー!」と家族3人で微笑み合うラストシーンに、X(旧Twitter)では賛否入り交じるコメントが殺到。「最後の愛してるの破壊力……」「家族で"愛してるよ"って言葉にして終わるの凄く良かった。栞ちゃんはみんなの宝物」「結果的にはすべてが元サヤ。やはり栞は道しるべだったんだな」「不倫が報われるドラマじゃなくてよかった」など感動の声が寄せられる一方、「托卵されて“愛してる”を言えるのはスゲェ」「最後の愛してるはいらんかった」「私的にはありえない結末だったな」「愛してるは全てが許される正義じゃない」などのコメントも続出しています。

当て馬キャラのまま終了した冬月に同情の声

画像出典:フジテレビ『わたしの宝物』公式Webサイト
画像出典:フジテレビ『わたしの宝物』公式Webサイト

最終的に夫婦再建の当て馬として終わり、一度は振った同僚・水木莉紗(さとうほなみ)をアフリカに誘い関係を修復した冬月。Xでは「不倫やモラハラはだめなの大前提だけど動物園でのシーンでオレの子?って聞いた冬月くんに違うよって言われて涙する冬月くん今までで一番切なかった…」「冬月くんにずっとモヤモヤする。思ったよりあっさりしてて泣く」など、同情にも近いコメントが寄せられています。

また、おせっかいにも程がある暴走で宏樹と美羽の物語を翻弄させまくった真琴には、最後まで非難の声が殺到。「一番最初に托卵バラしたのに親友面」「倫理観ぶっ飛んでて自分達の家庭ぶち壊した真琴にその後も相談やらなんやかんやする美羽が理解できない」「真琴とまだ仲良くしててほんまに笑う。忘れてるかもしれないけど、人の旦那に告白してましたよ」などのコメントが飛び交っています。

モラハラ夫からイクメンパパへの変貌も然り、苦悩する姿で視聴者を魅了した田中圭さんを始め、本作では役者陣のヒリヒリするようなリアリティあふれる演技力に引き込まれました。次回作でどんな演技を魅せてくれるのか、期待が高まります。

この記事の執筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。
文:地子給 奈穂

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