旅行中に遭遇した夫の元カノから「あなた大丈夫？」と言われ…夫が隠していた事実が発覚！衝撃の展開に

私たちは今、旅行の行き先を相談中。そして、今回は関東近郊で気球に乗れる場所へ行くことになりました。夫が行ったことのある、おすすめの所です。新婚旅行なのでもっと豪華にお金をかけてもいいのかもしれませんが……、それはまた次の機会にと話しています。

いよいよ、新婚旅行に出かける日。途中で休憩のためにパーキングエリアへ立ち寄りました。そのトイレで、私は不思議な経験をしたのです。

スマホを持った見知らぬ女性が近づいてきて…

じつは見知らぬ女性が近寄ってきて、夫のことで話がある、秘密を知っていると話しかけてきました。そして、私に1枚の写真を見せたのです。そこには、彼女と夫の2ショットが。そのままQRコードを差し出され、メッセージアプリのお友だち追加を求められました。「大丈夫？知りたいことがあれば連絡をください」と言い、そのまま立ち去った女性。彼女の目的は何なのでしょう……。

気になって後から連絡すると、彼女は夫の元カノで、私と出会う前に付き合っていたことが判明。そして、現在は夫と何の関係もないと説明してくれました。

私が夫の秘密について尋ねると、彼女はその前にいくつかの質問に答えてほしいと言ったのでした。どんな仕事をしているか、収入は高いか、実家が裕福か……。個人情報ではありましたが、大事なことだと言われてしぶしぶ答えると、彼女は納得したような素振りを見せました。そして、何かを確信したようで、「間違いない」と……。

その後、彼女は落ち着いて自分の話を聞くように言ってきました。彼女いわく、夫が私と結婚したのにはわけがあるのだそうです。そして……新婚旅行中にもかかわらず、私は夫から逃げました。

「ねぇ、どこにいるの？」
「せっかくの新婚旅行なのに」
なかなか戻ってこない私を心配した夫。そこで私は、直に話を切り出しました。
「元カノとの思い出の場所を選んだんでしょ？」
「元カノさんから聞いたから」

私は元カノから夫の裏アカウントの存在を聞きました。そして、夫には身の危険を感じて逃げたと告白。元カノは夫の裏アカウントの投稿で私の危険を察知し、助けに来てくれたのです。

元カノから聞いて発覚した夫の秘密とは…

夫は元カノを迷惑なつきまとい女だと言い、ストーカーとして警察に通報しようと言ってきました。そして、彼女に何を言われても信じないように言ってきたのです。当初、私も彼女の言うことを信じようとは思っていませんでしたが……。私と夫の出会いからの流れが、彼女と夫の出会いからの流れにそっくりだったのです。まるでフォーマットがあるかのようでした。

夫が彼女を振ったときのメッセージを読ませてもらったところ、あまりにもひどすぎて……。「金が尽きたら用はない」「お前はただのATM」「俺は金持ちの女を見つけたからそっちと結婚する」ですって。その金持ち女が、きっと私なのでしょう。夫には心底失望しました。

夫はその女を信じるな、心から愛している、お金目的で近寄ったのではないと言いましたが、夫への愛はすっかり冷めてしまい……。離婚の準備をすると宣言し、私は実家に帰りました。怒った夫はその後、怒りのメッセージを彼女に送信。よくも秘密をばらしてくれたなと、口汚い言葉でののしったと聞きました。

じつは夫には、さらなる秘密があり……。数千万単位の借金を抱えているとのことでした。そんな大事なことは結婚前に話すべきだと思うのですが。元カノ同様、私からしぼり取るだけしぼり取るつもりだったのでしょう。

気球に乗ろうとしたのは…夫の計画にゾッとして

借金は自分で何とかするつもりだったと弁明した夫。これまでのことを謝罪し、私のことも愛していると言いますが、元カノの彼女のおかげで今の私はいろいろなことがよく見えます。彼が愛しているのは私のお金ということも、今ならよくわかるのです。

しかも、離婚すると決めてからいろいろと整理し始めたのですが、なんと私に多額の保険金がかけられていたと判明。私に何かあれば、夫に多額の保険金が支払われるようになっていました。まさか、新婚旅行で私を何とかしようと思っていたのではないか。そう思ったら、ゾッとしました。

気球に乗ろうと言ってきたのは夫なので、もしかしたら事故にみせかけて私を……。パーキングエリアで彼女に声をかけてもらえて、本当に良かったです。でなければ、私はここにいなかったかもしれません。

私はすぐに夫と離婚。今どこで何をしているかは、知りません。気球の搭乗は後日リベンジしました。これからは気球から見た景色のように、広い視野で生きていきたいと思います。

◇ ◇ ◇

多額の借金があるとわかり、自分の知らないうちに保険金がかけられていたら怖いですよね。すぐに離婚できてよかったです。結婚には勢いも必要ですが、相手のことを冷静に見る目も持ち合わせておきたいですね。

【取材時期：2024年10月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者：ライター ベビーカレンダー編集部／ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部