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「行きたくない」保育園へ行くのを渋る3歳の娘…。やがて緊急保護者会が開かれることになったワケ

  • 2024.12.26

娘が3歳のとき、毎日登園を渋って泣いていました。4月はまだ仕方がないなと思っていた私。しかし、8月になっても状況は変わらず、娘は園に行きたくないと泣いたのです。その理由とは……。

娘が登園を嫌がる理由は…

娘に、なぜ保育園に行くのが嫌なのか聞くと、「先生が怖いの」とのこと。娘のクラスの先生は2人いました。実は私も、子どものお迎えのときに先生たちの声かけが怖く、圧力のある言い方に聞こえたことが何度もありました。

そこで私は園長先生に、娘の登園渋りを相談するとともに、先生たちの声かけのことについて話してみました。すると園長先生は先生方に注意をしてくれたようで、相談をした数日後から、なんと娘の登園渋りがなくなったのです。

安心していたのは私だけ

しかし、娘が4歳クラスになる2カ月前。娘のクラスの保護者だけが、緊急保護者会を開いたのです。理由は、他の保護者数名が市役所へ行き、クラスの担任の先生たちの声かけに子どもがとても怖がっていると相談したからでした。どうやら、私と娘以外の保護者や子どもたちも、先生たちの声かけが怖いと感じていたようです。

反省した様子の先生たち

緊急保護者会では、各保護者が実際に聞いた先生たちの声かけや子どもの証言などで、疑問や不安に感じた点を話し合いました。たとえば、先生の顔を見た子どもに対して「何?何も用がないのにこっち見ないで」や、上着をうまく着られない子に対して「どうしてこんなもの着てきたの」と言って怒っていたそうです。

他にも「早くして」「どうしてできないの」「何度言わせるの」など、圧力を感じる否定的な怖い声かけが多くあったと知りました。結果、担任の先生たちは反省した様子で、残りの2カ月は声かけなどに気をつけて過ごすという結論に至ったのです。

会議後は先生たちの反省が見えるかのように、娘は園が楽しいと言うほどになりました。先生たちには、子どもを見てくれていることにとても感謝しています。しかし、子どもへの対応が不適切だと感じたときは、親として動かないといけないこともあると思った出来事でした。

著者:花坂 芽以/30代女性/2016年生まれの女の子と2020年生まれの男の子の2児の母。趣味はネイルで、最新家電や最新のファッションにも関心あり。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

ベビーカレンダー編集部

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