「男友だちは何人？」「会社に男性は？」初デートで質問責め。理由は彼のトラウマからだった？

マッチングアプリに登録してから初めて「結婚したい」と思える男性と出会いました。ところが、何度か会ってみると彼のある一面が見えてきて……。

同じ境遇の男性に出会えて…

私はこれまで何人かの男性と交際したことがあるものの、見事にダメンズばかり。浮気をされたり、ワガママな性格に振り回されたり……。そこで次こそ結婚できる相手を見つけたいと思い、マッチングアプリに登録。検索機能があるので理想の男性が見つかると思っていました。

マッチングアプリに登録して、3カ月が経ったころ。同い年で、境遇や趣味が似ている方とマッチング。彼のプロフィールには、交際していた女性に浮気されたと書かれており、親近感が湧きました。

早速メッセージをやり取りすると、とても紳士的な人でした。ついに理想の男性と出会えた！ と思った私は、自分からデートを申し込みました。

会ってわかった彼の姿

最初のメッセージから1カ月後、ついに彼との初デートです。私の希望で水族館へ行くことに。実際に会ってみると、彼は写真よりもイケメンで、背も想像以上に高く、私はドキドキが止まりません。

お互いに緊張して、なかなか会話が弾まないなか、突然彼から「職場に男性はいますか？ それと、男友だちはいますか？」と聞かれたのです。私は、驚きながらも「仕事で男性と関わることはあるし、男友だちもいます」と素直に答えました。

すると、彼はとても不安そうな顔つきに。どうやら、彼女に浮気をされたことがかなりトラウマになっているようで、彼からはその後も異性との関わり方についてしつこく聞かれました。彼の気持ちはわかるのですが、まるで私が浮気をすると決めつけられたような話し方をされ、私はカチンときてしまいました。

トラウマを抱える彼の心はそう変えられないでしょうし、私は彼の不安を消すために男性との関わりを一切断つこともできません。そこで私は、正直な気持ちを彼に伝えてすぐに帰りました。その後、彼から謝罪メールがきましたが、返す気にはなれずそれ以上発展することはありませんでした。

理想の相手かもと思っていた彼だったので、うまくいかずショックでした。けれどこの一件から学んだこともあります。それは、「思い込みは危険」だということです。いくつかの表面的な条件だけで、私は最初から彼を運命の相手と思ってしまいましたが、冷静さが欠けていたと思います。もっと落ち着いて、じっくりと理想の相手を探したいと思います。

著者：杉野 静／女性
イラスト：すうみ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室