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清原果耶“優希”らがつむいだ友情と恋、「正五角形」な関係性が尊い<マイダイアリー 最終回>

  • 2024.12.23
あらためて自分たちの思いに向き合う優希(清原果耶)と広海(佐野勇斗) (C)ABCテレビ
あらためて自分たちの思いに向き合う優希(清原果耶)と広海(佐野勇斗) (C)ABCテレビ

【写真】一緒におでんの鍋を囲む優希(清原果耶)たち5人

清原果耶がヒロインを務めるドラマ「マイダイアリー」(毎週日曜夜10:15-11:09、テレビ朝日系)の第9話が12月22日に放送。優希(清原)らの友情に心温まり、恋模様にキュンとする最終回となった。(以下、ネタバレを含みます)

大学生男女5人の等身大の姿を丁寧に紡ぎ出す

同作は、自分と他人との間に見えない距離を感じ、言語化できない悩みを抱える若者たちの等身大の姿を描く、完全オリジナルストーリーのヒューマンドラマ。社会人1年目の主人公・恩村優希(おのむら・ゆき)を清原が演じ、日々の些細な出来事をきっかけに大切な思い出を振り返る構成で、大学時代を共に過ごした仲間との何気ない日常とそのつながりをノスタルジックに紡いでいく。

優希の大学時代の仲間として、理学部数学科に大学3年生から編入した徳永広海を佐野勇斗、優希の友だちで同じ教育学部の白石まひるを吉川愛、同じく教育学部の長谷川愛莉を見上愛、商学部の和田虎之介を望月歩が演じる。

まひるたちが優希と広海の恋を応援

みんなと一緒にいたいからという思いでアメリカの大学のオファーを断った広海。広海の「選ばれなかった」という“うそ”に、優希は自分との付き合いを解消させる“優しいうそ”で背中を押した。

そんな本当は思い合っている2人を包んだのは、まひる、愛莉、虎之介の友情だ。

優希は広海と友だちに戻ったと3人に報告し、広海にも言った「私は包み紙とリボンだから。役目を終えたら捨てていいものだから」と語った。すると、愛莉は「そういう自分を下げるような言い方をするのは、徳永くんにも優希自身にも失礼だなと思う」と返し、虎之介が「広海は人生に雨が降ってるときに恩村さんに会ったんじゃないかなって思うんだよね。こう、傘を差してくれたのが恩村さんなんじゃないかな」と言うと、まひるが「私も、徳永くんがまた雨の中に突き放されたんじゃないかって心配」と続けた。

さらに後日、まひるたち3人は優希を呼び出し、「無理してない?ほんとの気持ち言えてる?」「ちゃんといるよ、私たち」と語り掛けた。優希は「広海が正直でいられる場所さえ作ってあげられないんだ」と思ったことを涙ながらに打ち明けた。

その優希の思いを受けた虎之介は、広海が卒業式のときに撮影した優希の写真を見せながら「俺、確信したんだよね、恩村さんをこんなに笑顔にできる人は、広海だけだ」と伝えた。

「私たち5人じゃなきゃ成立しない」奇跡の関係に感動

友情、そして周囲の人々のアドバイスもあって、優希と広海はもう一度考え、まひるたちと集まった場所で向き合うことに。そして出した答えは、「一緒に生きていきたい」だった。第1話冒頭に描かれ、第8話で切ないものだと判明したキスとは一転して、2人の頭上に広がっていた青空のようにさわやかで、かわいいキスで最終回を締めくくった。

また、みんなで集まった日、まひるたちの恋模様も描かれた。

大学時代、好きという感情が分からずに悩むも優希には恋にも似た特別な思いがあった愛莉は、あらためて「あのさ、私、優希のこと大事な人だって思ってるよ」と伝えた。「ありがとう。私も同じだよ」と答えた優希はおそらく愛莉の本当の気持ちを理解してないと思われるが、それでも愛莉は直接言えたことにすっきりしたように笑顔を見せた。

一方、まひるを好きな虎之介。以前告白するも、まひるは虎之介を“推し”として見ていることが分かり、どこか気まずいままだった。まひるが改めて「あんなに人のことを尊いって思ったことがなくて、推しっていう言い方しかできなくて」と言うと、虎之介は「和田虎之介を和田虎之介として見てみる。そこから始められないかな、俺たち」と「告白の予告編」を。まひるは「どうしよっかな?」と言いながらも、その表情はうれしそうだった。

自分たちを黄金比といわれる正五角形に例えた優希。「私たちの関係性は、私たち5人じゃなきゃ成立しない。奇跡だよね」。そんな関係性を築けたことで、「私はふと、人生の日記の続きを書きたくなった」と優希がモノローグで語った。彼らの日々をまた見たい、素直にそう思えた。SNSには「最終話良すぎた」「奇跡のようなドラマをありがとうございます」「毎話心を動かされた」「周りの大人たちも含めて優しさに包まれたドラマでした」「あの5人、全員ホントに可愛いし尊かったわ」など温かいコメントが並んだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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