塩麹よりも塩気がずっとまろやかな発酵ブイヨンを使うことで、濃厚な旨味がありつつも負担なく食べられるピラフに仕上がります。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
■“発酵ブイヨンのピラフ”のつくり方
◇材料 (3~4人分)
米:2合
発酵ブイヨン:大さじ1(※)
バター:30g
胡椒:適量
イタリアンパセリ:適量(刻む)
(1)米を浸水させる
米を研いで炊飯器に入れ、指定の目盛りまで水を入れる。30分間ほど浸水させる。
(2)炊く
①に発酵ブイヨンを加えて混ぜ、炊く。
(3)バターを加える
炊き上がったらバターを加えて混ぜる。
(4)仕上げ
お皿に③を盛ったら、胡椒とイタリアンパセリをかける。
――教える人
「真藤舞衣子 料理研究家」
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫