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ブレイク・ライブリー、監督兼共演者をセクハラで訴える 中傷キャンペーンも行われていたと主張

  • 2024.12.23
ELLEgirl

ドラマ「ゴシップガール」でおなじみのブレイク・ライブリー。最新主演作の『ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US』がアメリカでは今年8月に、日本でも11月に公開された。ブレイクがこの作品で監督&制作、そして相手役を務めたジャスティン・バルドーニを性的嫌がらせで訴えたことが明らかになった。雑誌『ピープル』やエンタメサイト「TMZ」が訴状を入手、ブレイクの主張を報じている。

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訴状によると、バルドーニはブレイクが脚本を読んで出演を承諾した後にストーリーには必要のない性的なシーンを追加。身体的な接触を伴うシーンを撮影するときに立ち会うインティマシーコーディネーターを採用せず、キスシーンや身体的に親密なシーンをアドリブで加えていたそう。ブレイクが服を脱いでいるときに勝手にトレーラーに入ってきたり、過去に自分がポルノ依存症だったことや自分の性的な経験について話をしたりすることも。ブレイクに夫のライアン・レイノルズとのセックスについて質問することもあったという。ブレイクはバルドーニの行為によって「悲しみや恐怖、トラウマや極度の不安に苦しめられた」と申し立てている。「ブレイクに対して多大な精神的な影響を与えただけではなく、彼女の夫と4人の子どもたちを含む家族にも影響を及ぼした」。

また彼の行為のせいで職場環境も「制作が頓挫しかけるほど、敵対的になった」そう。それを解決するために関係者は会議を開き、対処方法を話し合ったとブレイクは説明している。会議には夫のライアン・レイノルズも出席した。その場で彼女は「ブレイクや彼女のスタッフに女性のヌードの動画や画像を見せない」「個人的なセックス経験を話題にしない」「契約時に認めた脚本に書いていなかったセックスシーンやオーラルセックス、オーガズムに達するシーンを加えない」「インティマシーコーディネーターを採用する」といった内容を要求したという。またバルドーニは彼女の体型に対する中傷も繰り返していた。当時彼女は第4子を出産した直後だった。彼からのボディシェイミングに対してブレイクは「彼女の同意をとることなく、ブレイクのトレーナーに彼女の体重を尋ねない」ことも求めていた。

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またブレイクは訴状で、バルドーニが彼女の中傷キャンペーンを行ったとも主張している。この映画の公開前に、ブレイクとバルドーニが撮影中に険悪な関係だったという関係者の証言が飛び出した。関係者はバルドーニが、ブレイクを含めすべてのキャストにとって居心地が悪くなるような言動をとっていたと新聞「ニューヨークポスト」などに語っていた。するとその直後から、ブレイクに関するネガティブな報道が次々と浮上。彼女が過去にインタビュアーに失礼な態度をとっていたことや、この作品に関するインタビューで作品のテーマの1つであるDVについてはぐらかすような発言をしていたことが報じられた。ブレイクはバルドーニが「社会的な操作をして」「彼女の評判を貶めようとした」と主張している。

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バルドーニの弁護士はブレイクの主張を否定、「完全に虚偽で悪意あるもの」だと主張している。とはいえバルドーニのエージェント、WMEはこの訴訟が明らかになると彼との契約を解除。早々に見放した。一方のブレイクは「私の法的措置が、不祥事を告発する人々を傷つける報復措置を終わらせるのに役立ち、標的にされる人々を守る助けになることを願っている」と声明を発表。ブレイクの姉で俳優のロビン・ライブリーやこの作品の原作を書いた人気作家コリーン・フーヴァーはブレイクへの支持を表明している。ちなみにバルドーニは原作にない性的なシーンもブレイクに了承を取らずに勝手に追加していたそう。人気も実績もトップクラスのブレイクによる訴えはマスコミにも大きく取り上げられている。これからどのような展開を見せるのか、全米中の注目が集まっている。

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