冬のスカートとセーターの完璧な組み合わせ！2024年冬『VOGUE』エディターおすすめの10つの着こなしアイデア

2024.12.23

多くの人にとって冬の定番アイテムであるオーバーサイズのセーター。暖かく包み込まれるような心地よさと、シンプルで手軽にコーディネートできる点から、世代を超えて愛されてきたアイテムだ。今季、そのセーターをスカートと合わせるスタイリングが注目されている。特別な夜には、華やかな大きなスパンコールのスカートにマニッシュなセーターを合わせ、コントラストを存分に楽しみ、オフィスシーンには、シンプルでシックなフレアスカートとタートルネックを組み合わせた着こなしが最適だ。今回は、スナップに登場したファッショニスタのスタイルを参考に、『VOGUE』編集部が提案する10のスタイリングアイデアを紹介する。

着こなし術：スタイルアップを叶える、パリジャン流テクニック

最近話題となっている「フレンチ・タック」は、スタイリッシュにニットを着こなすためのテクニック。特にセーターがオーバーサイズだったり、少し野暮ったく見える時にぴったりの方法だ。ニットの一部分をスカートのウエストにインし、残りはウエストから外しておくだけ。この、少し雑で「ノンシャラン」なタッチが、ウエストラインを強調し、全身のシルエットをスリムに見せてくれる。

1. フレアスカート x タートルネック

まずは、誰もが一度は着用したことのあるだろう、薄手のタートルにブラックのシンプルなスカート装いから始めよう。スナップの女性のように、柔らかいフレアのスカートを選べば、「堅苦しさ」を感じさせない。

2. ロングスカート x パステルカラー

ワードローブの定番である“ロングスカート”に淡いピンクのカーディガンを合わせることで、大人ロマンティックなスタイルが完成する。ポインテッドトゥのパンプスにグリーンのソックスを忍ばせ、コーディネートにひねりを加えればワンランク上の仕上がりに。

3. スリットスカート x タートルネック

ペンシルスカートとタートルネックを合わせてオールブラックでまとめれば、淑女的な印象が完成する。歩くたびに動き、セクシーな脚見えを叶えてくれるスリットが入ったペンシルスカートは、トップをインすることで洗練された雰囲気をまとえる。

4. プリーツスカート x アーガイルニット

2024-25年秋冬のトレンドのひとつである“プリーツスカート”。アーガイル柄のセーターとローファー、ウールのハイソックスを合わせれば、ネオ・プレッピースタイルが完成する。

5. シースルースカート x コクーンニット

トレンドのシースルースカートを取り入れるのは、意外と簡単。パーティーシーンだけではなく、デイリーにも活用できる万能アイテム。筆者は上質なカシミヤをおすすめするが、コクーンシルエットのミディ丈ニットを選べば、腰回りもカバーできてスタイルアップも叶う。透け感のあるスカートにはスナップの女性のように、ブーツを合わせたり、50デニールくらいのタイツを合わせれば、さらなるカバー感が生まれ、日常に寄り添うコーディネートに。

6. ミニスカート x オーバーサイズカーディガン

この冬のカルト的スタイルのミニスカート x カーディガン。このコーディネートを完璧に着こなす秘訣は、ツイードスカートに合わせて、ジャケットのように羽織る少しオーバーサイズのアイテムを選ぶこと。短めのソックスもプラスして肌見せバランスも意識して。

7. ビジュースカートx マスキュリンセーター

ホリデーシーズンの「スカートとニット」、もう準備はできている？パートナーから借りたようなシンプルでマスキュリンなクルーネックセーターを選び、大きなスパンコールやクリスタルをあしらった華やかなスカートと合わせれば、年末年始のパーティーにぴったりな洗練されたルックに仕上がる。

8. 膝丈スカート x ニットレイヤード

冬のレイヤードスタイルは、防寒対策としても欠かせないアイデアだ。しかし、今回おすすめしたいのは、アンサンブルではなく、カーディガンをニットベストの下に着る斬新なスタイル。カラーリングで個性を表現すれば、唯一無二の装いに仕上がる。色調は、色彩のルールを基に選ぶことを忘れずに！

9. マキシスカート x タイトシルエットのニット

1950年代にクリスチャン・ディオールが打ち出したフルサークルスカートが再び流行している。女性らしいエレガンスを象徴するシルエットに、タイトフィットなニットを合わせて、ボリュームの絶妙なバランスを楽しんで。

10. レザースカートx ソフトジャンパー

最後に、現代的なひねりを効かせたミニマリズムを愛する人にぴったりなスタイルを紹介。アイコニックなストレートレザーのスカートに、ソフトなニットを合わせるシンプルかつ洗練された組み合わせ。

Text: Selene Oliva Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.IT

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