「柿」は、栄養価が高く人気があるフルーツです。そのまま食べるだけでなく、サラダなどに使える万能フルーツですが、おいしさをあますことなく味わえる食べ方が「柿ジャム」です。
そこで今回は、一度食べたらやみつきになる「柿ジャム」の作り方とオススメの食べ方をご紹介します。大量消費にももってこいです。ぜひ参考にしてくださいね。
・柿の栄養について
季節の変わり目は、肌が荒れたり、乾燥したり、風邪がひきやすくなりますが、柿にはそんな症状の予防になる栄養が豊富に含まれています。
・ビタミンC:肌を美しく保ち、免疫力を高める。
・β-カロテン:強い抗酸化作用があり、風邪予防に効果が期待できる。
・カロテン:体内にたまった余分な水分の排出を促す。
・食物繊維:腸の働きを良くし、腸内環境を整える。
寒い冬に向けて柿を食べて風邪予防しましょう!
■【基本をマスター】絶品!柿ジャム
柿、グラニュー糖、ハチミツ、レモン汁だけで作れる柿ジャムのレシピです。10分程度で作れます。柿を大量消費したい時にオススメです。甘さはお好みで調節してください。
柿ジャム
【材料】(2人分)
柿 2個
グラニュー糖 40g
ハチミツ 小さじ 2
レモン汁 小さじ 1
クラッカー(市販品) 適量
【下準備】
1、柿は皮をむき、種がある場合は種を取ってザク切りにし、ミキサー、またはフードプロセッサーにかけ、なめらかにする。
【作り方】
1、ホーロー、またはステンレスの鍋に柿、グラニュー糖、ハチミツ、レモン汁を入れて中火にかける。フツフツと煮たつ状態の弱火で、10分程トロッとするまで時々混ぜながら煮る。器に盛り、クラッカーを添える。
■【柿ジャム】オススメの食べ方:乗せる
・柿パフェ
トーストやヨーグルトだけでなく、グラスにアイスに入れて、柿ジャムを乗せてパフェ風にするのもオススメです。アイスとジャムを交互に乗せると見た目も美しく、おもてなしにも使えます。レシピの柿ソースに柿ジャムを追加して作ってくださいね。
■【柿ジャム】オススメの食べ方:和える
・柿のリコッタチーズ和え
柿とチーズのマリアージュはワインに合う組み合わせ。中でもヘルシーなリコッタチーズはフルーツの甘みを引き出します。レシピでは、カットした柿とリコッタチーズ、ハチミツを合わせていますが、柿ジャムをプラスするとさらに柿の甘みが味わえます。そのまま食べても、クラッカーに乗せてオードブルにしても良いですね。ハチミツの量は調節してください。
■【柿ジャム】オススメの食べ方:焼く
・リンゴと柿のパイ
柿とリンゴをパイ生地で包んで焼き上げた魅力的な一品です。レシピでは、柿とリンゴを炒めてパイ生地に乗せていますが、柿ジャムを塗ってから焼くとさらにおいしさ倍増。ジャムにしておくと保存が効くため食べたい時に作れますね。
■【柿ジャム】オススメの食べ方:漬ける
・トン漬け焼き
ジャムは肉を柔らかくする効果が期待できます。みそやしょうゆと合わせて肉を漬けておくと、肉が柔らかくなり、塩気と甘みでコクうまな仕上がりに。レシピではアプリコットジャムですが、柿ジャムでも作れます。豚肉のみならず、鶏肉でもおいしそう!ぜひ活用してください。
旬のおいしさを凝縮する調理法の「ジャム」。栄養価の高い柿もジャムにすると保存が効き、おいしく食べられます。旬の柿を意識的に食べて、今年の冬を乗り切りっていきましょう。
(豊島早苗)