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スタンドからファン落下…日本人もいたチームの試合が大混乱で打ち切り…「敗者しかいない」

  • 2024.12.22
スタンドからファン落下…日本人もいたチームの試合が大混乱で打ち切り…「敗者しかいない」
スタンドからファン落下…日本人もいたチームの試合が大混乱で打ち切り…「敗者しかいない」

Text by 井上大輔(編集部)

かつて平山相太が所属したヘラクレスと堂安律と板倉滉が所属したフローニンゲン。21日のオランダ1部エールディビジ第17節で両チームが対戦した。

だが、『AD』によれば、アウェイエリア周辺での騒乱が収まらなかったため、1時間の中断を経て、試合は打ち切られたという。

アウェイのフローニンゲンサポーターがスタンドから転落したほか、フローニンゲンサポーターからヘラクレスサポーターに向かって物も投げ込まれたそう。

後半30分すぎに試合を中断した主審は「スタンドで喧嘩があったようだ。そこで人が落下した。プレーを続けないよう勧告された。警察から安全と連絡があれば、短いウォーミングアップの後に試合を終える」と『ESPN』で話していたそう。

フローニンゲンサポーターはスタジアムから退場を余儀なくされ、21時にキックオフされた試合は23時半に再開予定だったが、スタジアム外での騒乱が収まらなかったため、打ち切りになった。

ヘラクレスのGMは「私が聞いたのは、誰かが柵を乗り越えて転落したということ。その人の状態はまだ正確にはわからない」とコメント。

一方、フローニンゲンのGMは、転落したファンと連絡がとれたとしつつ、「今夜は敗者しかいない」とうなだれていたそう。

フローニンゲンは18チーム中14位、ヘラクレスは15位と低迷している。

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