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初めて会った人と「仲良くなれる」意外なコツ【この春、新しい自分に#2】

  • 2016.4.4
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新年度がスタートするこの時期、また新しい出会いがやってきます。「仲良くなれるかな?」、「これから一緒に働いていけるかな?」と色んな期待と不安が入り混じっていることでしょう。

初めの印象は、その後の人間関係にも大きな影響を及ぼすこともあるので大切ですよね。しかし、実は良好な人間関係を築いていくためには、“相手に対して自分が持つイメージ”が重要であることをご存知ですか?

今回は心理カウンセラーの筆者が新年度に向けて紹介する“新しい自分”になるために知っておきたいこと第2弾。「今年こそうまく人間関係を築いていきたい!」と思っている人は必見です。

 

■どちらの人と「いい人間関係」を築くことができる?

印象に余韻を残し、いい人間関係につながるのはAとBどちらだと思いますか?

A:頭が良さそうだけど、少し神経質な人みたい

B:ちょっとガサツな感じだけど、笑顔はいいな

たとえ最初に少々の欠点が目についたとしても、最終的に好印象のラべリングをしているBの方。なぜなら、相手に対して肯定的なイメージを自分の中に残した場合、実は相手もこちらの事を肯定的にとらえている可能性が高いからです。

 

■心の中で思っていることが人間関係をつくる

初めて会った人に対して心の中で相手を軽蔑するような気持を持つと、どんなに言葉では丁寧に接していたとしてもその気持ちは相手に伝わっています。この時、相手側もこちらの事を何となく好きになれないと思うことが多いのです。

一方、もしあなたが相手のいい所に注目して肯定的な存在として自分の中に相手を位置づけた場合、実はもうその時点であなたはまっすぐで素直な目で相手を見つめることができています。だから、当然向こうもあなたに対して警戒や疑いを持ちにくいわけです。

これは老若男女に関係なく、人間関係の基本的なカラクリのようなものなのです。

 

■こんな場合は要注意

とはいえ、上記のことはあくまでも一般論。初めて知り合う人の中には事件性を感じさせるような人もいますよね。ですから、相手の本質を動物的勘で察知し、身の危険を感じる場合は警戒した方がいいことは言うまでもありません。

 

いかがでしたか? このように“肯定的な部分”でつながりを作って行くと、気持ちよく付き合える人たちのネットワークを築いて行くことができます。

次回は、“過去の嫌なイメージをクリアにして、新しい自分をリスタートさせるお話”です。お楽しみに!

 

【筆者略歴】

※ 波登かおり ・・・ 心理カウンセラー。『自己肯定観向上プログラム』を確立。セルフコントロール“自分の元気の作り方”を提案している。著書『1分間元気チャージ』幻冬舎他。

【画像】

※ Kaspars Grinvalds / Shutterstock

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