【2024年最新】＼韓国在住歴10年の私が捧げる／ソウル・聖水洞のおすすめ韓国料理店

日本で人気の観光地で上位にランクインする街といえば韓国の「ソウル」ですよね。ソウルは魅力的な街の多い場所ですが、そんな中でも私が最も訪れてほしい街といえば「聖水洞（ソンスドン）」です。私は聖水洞が大好きで、この街に5年前に引っ越してきました。

「ソウル情報をネットやSNSで検索すると、たくさん出てきて困る……」「何が本当にいい情報なのか、情報が多すぎてわからない」

そんな方がもしかしたらいるかもしれません。

そんな方に捧げる、韓国在住歴10年の私が、ガイドブックにのっていない韓国のリアルを紹介していきます。

今回は、そんな私が愛してやまない「本当に美味しい聖水洞の韓国料理店」を紹介したいと思います。

みなさんは、韓国料理と言えば、何を思い浮かべますか。

サムギョプサル、チゲ、トッポギ、キムチ……

「肉！！」「赤くて辛い！！」「量が多くてひとりでは入りにくい」そういう料理が一般的に日本でもよく知れ渡っている韓国料理ですよね。

ですが、じつは韓国料理はとても種類が豊富で、韓方などの知識も取り入れた、体にいいものもとても多いのです。

今回はこの記事を通して、在韓歴10年の私が愛する本当は教えたくないお店の「韓国料理」をご紹介したいと思います。

どの店も1人ランチが大好きな私が愛用しているお店です。1人でも気軽に入れるお店ばかりなので、ソウルの一人旅のグルメの参考にもしてくださいね。

韓国料理はキノコを使ったものが多くあります。今回紹介したいのは聖水洞、ソウルの森の近くに位置する「ポソッチブ」の「トゥルケポソッタン」

キノコとエゴマの粉を使った牛出汁のスープは寒い冬に体を芯から温めるのに最適。

韓国料理でよく使われる食材の一つがこの「エゴマ」。独特な香りで、クセになる味わいです。体にもとてもいい食材と言われています。

1人でも気軽に入れるお店なので、ここはひとり旅にもおすすめ。

8種類のキノコを使ったプルコギも絶品ですので、2名以上で来店の際はぜひそちらもお試しくださいね。

私が大好きな韓国料理の一つが「タッコムタン」。「タッコムタン」とは鶏肉と骨からとった出しを長時間煮込んだスープ料理。具は鶏肉とネギのみととってもシンプル。ご飯を中に入れて食べるのもおすすめです。

私の紹介したいタッコムタンのお店はソウルの森駅から徒歩5分ほどに位置する、ミシュラン2024にも選出された「鶏月（ケウォル）コムタン」。余分なものは一切入っていない、鳥本来の味を楽しめる、ここのタッコムタンは間違いなく他にはないタッコムタンを味わえるお店です。

カウンター席のみのご用意なので、おひとり様でも気軽に入れるのも嬉しいですよね。

「ユッケ」「ビビンパ」は日本人にも好まれる韓国料理ですよね。私もユッケは大好きな韓国料理の一つです。そんな私が、今回紹介したいのは、聖水洞の人気店「ヌンドンミナリ」の「ミナリユッケビビンパ」。

「ミナリ」とはセリのこと。韓国料理は肉と野菜のバランスをよく考えたものが多いのですが、こちらのミナリユッケビビンパは混ぜれば混ぜるほど、ユッケとセリが絡み合い、セリの食感とユッケの組み合わが絶妙で、とてもバランスよく口に広がります。

醤油ベースのあっさりとした味付けなので、辛いものが苦手な方も心配無用。とても人気店なのでランチやディナーの時間を外して訪れるのがおすすめです。

ジャージャー麺といえば、韓国で国民的に愛される韓国式中華料理。韓国語では「チャジャンミョン」と発音します。

もともとは中国から伝わった料理ですが、韓国風にアレンジされ、今では韓国人のソウルフードとも言われる料理となりました。韓国ドラマでもよく見かけるお馴染みの料理ですよね。

今回紹介したいのは聖水洞のソウルの森エリアにある「ジェジェ」のジャージャー麺。ここのジャージャー麺は他のお店では絶対に味わえない美味しさです。少しピリ辛ですが、卵の黄身と食べることでマイルドに。麺のコシもソースとのバランスがとても考えられています。

もはや他のお店のジャージャー麺とは別料理と言っても過言ではないくらい、特別な味を感じることができます。トリュフの香りがするシュウマイや、小籠包などもおすすめですので、他のメニューもぜひお試しくださいね。

今回は在韓歴10年、聖水洞を愛してやまない私が、本気でおすすめしたい韓国料理店を4つ紹介しました。どのお店も、他のお店ではなかなか味わえない逸品に出会えるお店です。

1人でも気軽に行けてしまうソウル旅。旅の醍醐味といえばやっぱり「食」ですよね。胃袋が満たされれば、心も満たされ、最高の旅の思い出ができると、私は思っています。

皆さんの最高の旅の一つの思い出に、本記事が役立てていたら、とっても嬉しいです。

オソオセヨ〜韓国でお待ちしております。

All photos by Nodoka Kainuma