おもてなしや特別な日にぴったりの極上ビーフステーキ。
シンプルだからこそ、パサついたり焼き加減が難しいものですが、ミシュラン星付きレストランで経験を持つ上田淳子さん直伝のレシピなら、理想的なミディアムレアに仕上げられます。
そぎ切りで豪快に盛り付ければ、見た目も華やかで口当たりも柔らか。まるでレストランで味わうような、贅沢なステーキをお楽しみください。
『極上のビーフステーキ』のレシピ
材料(4人分)
牛赤身肉(ステーキ用・もも、ランプなど・厚さ1.5~2cm)……4枚(600~800g)
〈マリネ液〉
レモン(国産)の輪切り……4枚
にんにくのすりおろし……小さじ1/3
オリーブオイル……大さじ3
〈にんにくチップ〉
にんにくの薄切り(幅2mm・しんを除く)……2かけ分
サラダ油……大さじ1
塩……適宜
粗びき黒こしょう……適宜
粒マスタード……適宜
フレンチマスタード……適宜
作り方
(1)肉をマリネする
バットに〈マリネ液〉の材料を混ぜ、牛肉を加えて全体にからめる。ラップをかけて冷蔵庫に半日(約8時間)~1日置く。
(2)焼く直前に塩、こしょうを
(1)を室温に15分ほど置く。表面のマリネ液を拭き、両面に塩をひとつまみずつふり、粗びき黒こしょう少々をふる。
※水けが出るので、塩は焼く直前に。
(3)にんにくチップを作る
フライパンに〈にんにくチップ〉の材料を入れて弱めの中火にかける。フライパンを手前に傾け、揚げ焼きにする。にんにくが色づいたら、ペーパータオルに取り出す(油は捨てない)。
(4)焼き時間は肉の厚さ=分で!
フライパンを中火で1分ほど熱し、2を2枚のせる。1分30秒(厚さ2cmなら2分)、さわらず焼く。うっすら水分が出たら上下を返し、同様に焼く。残りも同様に焼く。
※焼き色をつけるため、いじらず我慢。厚さ1cmなら強火で1分、サーロインなど脂身が多い部位は火が通りやすいので短めに。
(5)余熱で火を通す
(4)をバットに取り出し、アルミホイルをかぶせる。焼いた合計分数だけ、余熱で火を通す。
(6)そぎ切りでごちそう感を
肉汁が落ち着いたら、厚さ1cmのそぎ切りにする。器に盛ってにんにくチップを散らし、粗びき黒こしょう適宜をふる。マスタードを添える。
おうちでこんなにおいしいステーキが味わえるなんて……!
ひと手間かけたぶんだけ、何倍にもおいしく仕上がります。特別なひとときを彩る感動の一皿を、ぜひご堪能ください。