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【シェフ三國の映える前菜】クリスマスカラーの赤と緑と白でおもてなし♪クリチで「サーモンロール」作ろう

  • 2024.12.29

クリスマスや年末年始になると、家族や友人と会う機会が増えますよね。そんなシチュエーションにぴったりな料理を、敬愛する三國シェフがYouTubeで紹介していました。みんな大好きスモークサーモンを使って見た目もキレイでおいしそうで、しかもとっても簡単にできるというので、さっそく作ってみました!

三國シェフの「サーモンロール(Rouleaux de saumon au KIRI)」の材料と作り方

【材料】※3本分
スモークサーモン…6枚〜(9枚あると無難)
クリームチーズ…4個
生クリーム…10g
玉ねぎ…大さじ1
きゅうりの皮…大さじ1
ディル…小さじ1
レモン汁…少々
塩…適量
白こしょう…適量
いくら…適量(トッピング用)
ラディッシュ…適量(トッピング用)
ディル…適量(トッピング用)

玉ねぎ、きゅうりの皮、ディルはみじん切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:10分+締め時間:1時間
1. ボウルにクリームチーズと生クリームを入れて、混ぜながら練ります。

2. 玉ねぎ、きゅうり、ディル、レモン汁を加えてよく混ぜます。

3. 味見をして、塩、白こしょうを加えて味を調えます。

4. ラップを引き、その上にサーモンを2~3枚隙間がないように四角く重ねながら並べます。その上からラップをかけ、麺棒などで軽く伸ばします。これを3つ作ります。

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※サーモンがもし余ったら、細かく刻んでチーズに混ぜましょう。

5. 上のラップをはずし、サーモンの真ん中にチーズを乗せます。チーズはトッピング用に少し残しておきます。

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※絞り袋を使うときれいに乗せることができます。

6. のり巻きのようにサーモンを巻き、ラップの両端を閉じます。そのまま冷蔵庫で30分~1時間ほど冷やしながら締めます。

7. ラップをはずしてトッピングを乗せ、1本は斜めに切って器に盛りつけて出来上がりです。

見た目にも楽しい一皿ですが、口に運ぶとスモークサーモン特有の薫香とチーズの味がすぐに広がります。そこにラディッシュのカリっとした食感といくらのプチプチ感、ディルの爽やかさが加わって思わず微笑んでしまう、そんな一品が出来上がりました。作る前からおいしいことは間違いないと思っていましたが、想像を超えるおいしさでした。三國シェフは「本格的に作るならサーモンムースで」と言っていましたが、このレシピでもう充分においしいです。

今では当たり前のようにビュッフェなどで提供されるスモークサーモンですが、日本で作られるようになったのは戦後になってからです。原料になる鮭はいろいろで、マスノスケ(鱒之介)だったり紅鮭だったり、国内生産のものの原料でも輸入された鮭だったりもします。ちなみによくスモークサーモンに記載されている「キングサーモン」という名称ですが、脂の乗りがいいのでスモークサーモンの原料に向いていると言われているマスノスケの英語名です。「鮭なのに鱒?」という疑問が湧いてきますが、鮭類は種類も多い上に例えばヒメマスは海に出ると紅鮭に名前が変わります。同じようにニジマスも海に出るとトラウトサーモンと呼ばれます。ややこしい話ですが、もう長年使われている名称なので、仕方ないのかもしれません。

スモークサーモンの赤、チーズの白、ディルの緑といういわゆるクリスマスカラーのせいなのか、この料理はクリスマスパーティーや年末年始の食事のシーンによく似合います。イタリア国旗の色と同じでもありますがクリスマスカラーにはそれぞれ意味があり、キリスト教徒にとってはとても意味のあるもののようです。キリスト教徒でなくてもクリスマスが近づくとなんとなくウキウキしたり、街中にもクリスマスカラーがちりばめられたりと、いつの間にか雰囲気がクリスマスっぽくなっていくのも毎年のこととはいえ不思議です。

簡単にできる上に見た目もよくとてもおいしいので、クリスマスの一品としてぜひ作ってみてください!

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