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【旬の白菜で2品・20分で晩ごはんが完成】栗原心平さんの『白菜と豚肉の中華丼』献立

  • 2024.12.22

秋から冬にかけて旬を迎える冬野菜の代表といえば「白菜」。この時期の白菜はみずみずしく、葉が柔らかいので、鍋ものや炒めものにするのはもちろん、火を通さずにサラダやあえものにしてもおいしく食べられます。ビタミンC、カリウム、食物繊維のほか、うま味成分のグルタミン酸など、栄養も豊富と、まさにいいことづくし。

ということで、まるごと一株買って、冬の食卓に上手に取り入れる「季節のごちそう献立」を料理家の栗原心平さんに教えてもらいました。

●白菜と豚肉の中華丼献立●

主食にも副菜にも旬の白菜をたっぷり使った、野菜がとれる中華風献立。オイスターソースのうまみや豆板醤の辛みを生かして味にメリハリをつけるのがポイントです。

主食『白菜と豚肉の中華丼』のレシピ

材料(2人分)

白菜の葉…… 2~3枚(約250g)
豚肩ロース肉(焼き肉用)……200g
温かいご飯……茶碗2杯分(約300g)
しょうがのすりおろし……2かけ分(約20g)
万能ねぎ……適宜
〈A〉
片栗粉……大さじ1
しょうゆ……大さじ1
酒……大さじ1
オイスターソース……大さじ1
砂糖……小さじ1
片栗粉……小さじ2/3

粗びき黒こしょう
ごま油

作り方

(1)下ごしらえ
白菜は横に幅1㎝に切る。万能ねぎは小口切りにする。豚肉は幅1㎝に切り、塩小さじ1/4、粗びき黒こしょう少々をふる。Aは混ぜる。

(2)仕上げる
フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、豚肉を弱めの中火で炒める。肉に焼き色がついたら白菜を加え、さらに炒める。白菜がしんなりとしたらAをもう一度混ぜてから加えて炒め合わせ、とろみがついたら火を止める。器にご飯を等分に盛り、白菜と豚肉を汁ごとかけて、万能ねぎとしょうがを等分のせる。

【ここがポイント】
濃厚なオイスターソースが味の決め手。白菜と豚肉は細切りにすることで早く火が通り、口当たりもよくなります。


副菜『白菜の酸辣湯風(サンラータン)』のレシピ

材料(2人分)

白菜の葉……1/2枚(約50g)
生しいたけ……1個
卵……1個
しょうが……1/2かけ
〈A〉
鶏ガラスープの素(顆粒)……大さじ1/2
しょうゆ……大さじ1/2
オイスターソース……小さじ1
豆板醤……小さじ1/2
片栗粉
ごま油


作り方

(1)下ごしらえ
しいたけは軸を切り、白菜とともに1㎝四方に切る。しょうがは皮をむき、せん切りにする。卵は溶きほぐす。片栗粉、水各大さじ1/2を混ぜ、水溶き片栗粉を作る。

(2)仕上げる
フライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、(1)の野菜を1分炒める。水2カップとAを加え、3~4分煮る。水溶き片栗粉をもう一度混ぜて加え、とろみがついたら溶き卵を細く回し入れて火を止め、酢大さじ1を加える。

【ここがポイント】
酸っぱ辛いスープはあとを引く味。仕上げに酢を加えることで辛みがやわらぎ、こくが増します。

2品にしょうがをたっぷり使って体がしんから温まるひと工夫も。寒~い冬の日の晩ごはんにぴったりのあったか献立、20分もあればあっという間にでき上がるのでぜひとも作ってみてください!


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