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2歳娘に呼ばれ同居の義父のもとへ。呂律がまわらず真っ青「ヤバイ!」救急搬送、まさかの診断結果は?

  • 2024.12.24

私は夫の両親と同居しています。義母はフルタイム勤務でバリバリ稼ぎ中。義父は退職して孫のお守りを楽しんでいました。義父と毎日遊ぶ2歳の娘。私自身の育児負担も軽くなり、本当に助かっていました。そんなある日のこと。思いもよらぬ出来事がわが家を襲いました。

娘の言葉で気付いた! 義父の異変

いつものように義父と娘が2人でお店屋さんごっこをしていました。私は2階のベランダで洗濯物干し中。たまたま1階から聞こえた娘の言葉に「ん?」と思ったのです。

「今日のじいじ、なんか変。何言っているのかわからない」と。なんとなく嫌な予感がして1階へ降りると、義父の顔色が真っ青。話しかけてもろれつが回らず言葉が出ない。これはヤバイ! 動揺する気持ちを抑えながら救急車を呼びました。

脳梗塞を発症

娘は近所の親族家に預け、義父と一緒に救急車で病院へ向かいました。酸素マスクを装着した義父の姿。ついさっきまで元気だったのに……。私は恐怖と不安しかありませんでした。

診察結果は「脳梗塞」。異変に気付いてすぐ病院を受診したのがよかったのでしょう。3週間程度の入院で済み、大事に至らずホッとしました。義父のいない生活が始まると、娘は寂しそう。毎日のように相手をしてくれた義父の存在を大きく感じたものです。

「介護」についても考えさせられた

義父は発症前の状態には戻れませんが、日常生活に支障のない程度までに回復しました。今では月に一度、私が病院へ連れて行き、リハビリをおこなっています。

この体験で感じたことがあります。当然のことですが、人は年を取るということ。頼れる両親が今後いつまでも元気でいられるとは限りません。むしろ私たちより病気のリスクが高まる年代でもあります。これから先の「介護」についても考えさせられた体験でした。

作画:ライコミ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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