母が買ってきた生理用品を使い続けていた私。「夜用」を初めて使ってみたら…衝撃的すぎた！？

経血量や時間帯によってナプキンを使い分けるということを知らなかった高校生時代。私は生理2日目の夜は、普通の日用のナプキンを2枚重ねて乗り切っていました。しかし、夜用ナプキンの存在を知ってからは、劇的に生理中の不快感がなくなり……。

私は初潮を迎えてからの数年間、母が買ってきてくれた生理用品を使うのみでした。家にあるのは普通の日用のナプキンだけで、自分で薬局に買いに行くこともなかったため、ナプキンにはさまざまな種類があることを知りませんでした。

毎月、生理を繰り返すうちに、私は1日目、2日目の経血量が多いことに気付きます。就寝中は普通の日用のナプキン1枚では経血が漏れてしまうこともあり、どうしようかと模索。

その結果、思いついたのがナプキンの2枚重ね。2枚の普通の日用ナプキンを縦に並べ、大きな1枚のナプキンを作ります。するとおしりまですっぽり隠れるのです。

しかし、寝返りを打つとすぐにずれてしまうので、生理の夜は緊張してなるべく動かないように寝るしかありませんでした。ただ、完全に動かず寝ることは無理で、結局、朝起きるとパジャマや下着が経血で汚れてしまうことが多々あったのです。

そんなある日、私はファッション誌で、ナプキンには多い日用や夜用のナプキンがあることを知り、自分で買いに行くことに。ちょうど生理だったので、その日の夜はさっそく夜用を使ってみたところ……とても快適！

おしり部分が大きく広がっているので、寝返りをしても経血がナプキンから漏れません。いつも生理の日は「寝返り厳禁」だった私にとって、まさに包まれているような安心感があり、その日は爆睡。朝は快感と共に目覚めたのでした。

私は親や友だちに生理について相談することが恥ずかしく、就寝時の経血漏れについてひとりで悩んでいました。そのため、自分の娘が生理になった際は、自分の経験を話し、ナプキンの種類についてもしっかり教えたいと思っています。

著者：新谷けご／40代女性・2013年生まれの娘、2015年生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
イラスト：sawawa

監修：助産師松田玲子
医療短期大学専攻科（助産学専攻）卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年10月）

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室