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【愛知県鬼北町】鹿肉を活用した地域課題解決型の犬用ペットフード、道の駅2施設で店頭販売開始!

  • 2024.12.22

愛媛県北宇和郡鬼北町の鬼北町ジビエペットフード加工処理施設が製造している、有害鳥獣として捕獲された鹿を活用した犬用のペットフードが、12月20日(金)より、鬼北町内の「道の駅 広見森の三角ぼうし」と「道の駅 日吉夢産地」で販売を開始した。

「GIBIEVERY(ジビエブリ)」シリーズ

「GIBIEVERY」シリーズは、鬼北町ジビエペットフード加工処理施設が展開するブランド「えひめ鬼北やさしいジビエ」の主力ラインアップ。

ジビエ(Gibier)に「みんなが毎日を楽しく過ごせるように」の意味を込めた「Every」を加えた造語で、ペット、まち、環境に配慮した商品であることを表現している。

「鹿肉60%ドライフード」は、岡山理科大学獣医学部、今治明徳短期大学、愛媛県産業技術研究所、鬼北町などが参画するジビエペットフードプロジェクトにおいて開発された商品で、先月よりオンラインショップ「えひめ鬼北やさしいジビエ」で販売している。

「GIBIEVERY」シリーズからは、「60%鹿肉ドライフード1kg」4,510円、「60%鹿肉ドライフード100g」550円、「ジューシージャーキー75g」1,100円などを販売している。

ブランド認知を高め、取り組みをアピール

今回「えひめ鬼北やさしいジビエ」の商品の実店舗取り扱いを開始することで、鬼北町内でブランドの認知を高め、画期的な循環型の取り組みを近隣の住民にアピールする。

そんな目的もあり、今回販売を開始した2施設には、商品を陳列するために特注した木製什器を設置。町木に指定されている鬼北町産のヒノキを活用することで、豊かな自然を表現しつつ、ジビエペットフードのブランドを象徴するパネルを大きく取り付け、目を引くデザインになっている。

ジビエを加工したペットフードは栄養価が非常に高く、アレルギーリスクの低い自然食材を活用しているので、安心して愛犬に与えられる商品だという。地域の問題を解決するべく誕生した犬用ペットフードが、持続的に製造を続けられるように、今後も販路拡大を目指すとしている。

鬼北町ジビエペットフード加工処理施設

鬼北町ジビエペットフード加工処理施設は、これまで埋設処分されていた猪や鹿などの有害鳥獣を有効活用するべく、2023年10月より、ありがとうサービスが指定管理者として運用を開始。減容化施設を併設し、高齢化の進む捕獲者の埋設処分に係る労力を軽減しながら、農作物被害の軽減を図っている。

鹿肉を活用した、地域課題解決型の犬用ペットフードを試してみては。

■道の駅 広見森の三角ぼうし 住所:愛媛県北宇和郡鬼北町永野市138-6

■道の駅 日吉夢産地 住所:愛媛県北宇和郡鬼北町下鍵山54

えひめ鬼北やさしいジビエ オンラインショップ:https://kihokugibier.theshop.jp

※価格はすべて税込

(yukari)

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