モラ夫、妻に暴言「黙れ！俺が金を払ってる家だ！」娘にタバコの煙を吹きかけて＜モラ夫から脱却＞

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナさんと3人で暮らしています。交際当初はとてもやさしく紳士的だったアキトさん。しかし、夫からの度重なるモラハラ発言を受け、今ではなぜ彼と結婚したのかわからなくなっていました。

結婚後、モラハラな言動が目立ちだした夫。家事はカスミさんに丸投げし、夜には無理やり行為に及ぶようになりました。妊娠中も出産後も変わらないその態度から、カスミさんは精神的にも限界を迎えます。しかし、夫の言動がモラハラだと認識したあとも、金銭的な不安から離れられずにいました。

月日が経ち、モモナちゃんは幼稚園へ入園。

アキトさんは、最近離婚した友人を自宅へ招くため、カスミさんに10種類以上の手料理と家中の片づけを要求します。

翌日、友人との家飲みがスタート。カスミさんがすすめるより先に勝手に料理へ手をのばす友人と、「妻をしつけた」と豪語する夫の横暴な態度に苛立ちを覚えつつも、必死で耐えています。

モモナちゃんをお風呂に入れるため、カスミさんがその場を離れようとするとブチギレ！ なんとか友人がなだめてその場を離れることができました。

迷惑極まりない家飲み会

お風呂からあがったカスミさんたちがリビングの扉を開けると、部屋は散らかし放題！ タバコの煙まで充満していました。

カスミさんが「換気扇を回して」とお願いすると、「黙れ！ ここは俺が金を払ってる家だぞ！」とアキトさんは怒鳴ります。

そして、あろうことかモモナちゃんに向かって自慢げにタバコの煙を吹きかけたのです。

怒りをあらわにするカスミさんを見た友人は「でた！ ヒステリックババア！」と罵ります。そんな2人の飲み会は、深夜遅くまで続いたのでした。

アキトさんは、家族のことを「夫である自分が不自由なく生活できる世話をしてくれる人」「父親という社会的立場を得られるもの」とでも思っているのでしょうか。妻は家事代行サービスのスタッフではありません。

父親としての立場を主張するなら、金銭面だけでなく家事・育児でそれなりの行いをすべきでしょう。

アキトさんは、イクメンどころか育児も家事も家族サービスもしていません。自分の言動がいかに身勝手で人でなしなのか、早く気づいてほしいものです。

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著者：マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部