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柳楽優弥“洸人”と坂東龍汰“美路人”の強い絆…新たな旅立ちを迎えた最終話に「最高のドラマ」「余韻がすごい」の声<ライオンの隠れ家>

  • 2024.12.21
金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」最終話より (C)TBS
金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」最終話より (C)TBS

【写真】小森家の家族写真を撮る、洸人(柳楽優弥)、美路人(坂東龍汰)、ライオン(佐藤大空)、愛生(尾野真千子)

柳楽優弥主演の金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の最終話が12月20日に放送。家族の絆は変わらず、それぞれの道へ進む姿が描かれ、X(旧Twitter)では「最高のドラマ」「余韻がすごい」といった投稿が相次ぎ、トレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます)

平穏に暮らす兄弟が“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス

同作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(こもり・ひろと)と、坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の美路人(みちと)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。

完全オリジナルストーリーで描かれ、温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が心地よく絡み合っていく。

柳楽、坂東、佐藤の他、齋藤飛鳥、柿澤勇人、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理ら個性豊かなキャストが出演している。

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」最終話より (C)TBS
金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」最終話より (C)TBS

突然姿を消した洸人の向かった先は…

洸人が突然いなくなった。不安で落ち着かない美路人はライオン(佐藤)と愛生(尾野真千子)と共に探し回るが、どこにも洸人の姿はなかった。自分のことが面倒くさくなった、嫌いになったから家を出て行ったのではないかと考える美路人を「一人になりたいこともある」となだめる愛生。

一方、洸人は東京にいた。あてもなく歩くうち、子どもの頃から美路人を中心に回っていたさまざまな思い出が脳裏をよぎる。すると、洸人のもとに一本の電話が鳴る。相手は記者の楓だった。洸人は楓にいろいろと考えているうちに通っていた大学に来ていたと話すと、「やり残したことがあるなら挑戦したらいいんじゃないか」とアドバイスを貰う。そんな楓の言葉も頭に巡りながら家路に着く洸人。

そんな中、美路人が参加していた千人画廊の絵が完成し、4人で見に行くことに。迫力ある3匹のライオンが描かれた壁画を見て「すごい」と興奮するライオンと愛生と洸人。しかし、記念に撮影しようとすると美路人は「違います」と写真を拒んでしまう。

その日の夜、洸人は愛生に自身の悩みを打ち明ける。人を感動させるような絵を描ける美路人と、何も持っていない自分を比較し、何か見つけたいと話す洸人。思いがすれ違う洸人と美路人を見て、愛生は「思いはちゃんと言葉にしないと」とアドバイスを残す。

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」最終話より (C)TBS
金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」最終話より (C)TBS

新たな生活を迎える洸人たち

後日、貞本(岡崎)の結婚10周年パーティに招待された洸人と美路人とライオン。祝福のムードで楽しむ中、急きょお祝いのメッセージを洸人が話すことに。祝福の言葉とともに洸人はその場を借りて美路人へ思いを伝える。美路人が大好きなこと、心から尊敬していること、頼りにしていることなどぽつりぽつりと言葉を紡ぎ「ありがとう」と感謝を伝える洸人。美路人は、洸人の言葉をしっかりと受け止めていた。

その後、美路人が描いた千人画廊の絵を見に来た3人。美路人の絵はまだ完成しておらず、最後に自由に飛び回るウミネコを描いていく。そんな中、洸人は美路人に東京の大学に再入学したいことを打ち明ける。洸人は美路人の絵に背中を押されたのだった。一方、洸人の胸の内を聞いた美路人は寂しさを感じつつも兄を応援することに。「どこにいても同じプライド(=家族)の仲間です」と目に涙を浮かべ笑顔を見せる。

洸人の決心を受け、美路人もシェアホームへの入居に挑戦しようとしていた。それぞれ別の道を歩みつつ、離れていても家族として進むことを決めた洸人と美路人。そんな中、洸人は大学卒業後に本に携わる仕事に就き、美路人の画集を出版する夢を持っていた。

洸人とライオンと美路人、そして愛生の4人は新しい道へ。たとえ別々の場所で生活をしていたとしてもプライドなのは変わらない。必ず帰ってくる家を背に「またね」と再会の希望を残して、それぞれが新たな環境に期待と不安を抱きつつ一歩前に進んでいくのだった。

家族の絆は変わらず、それぞれの道へ進みはじめて幕を閉じた最終話。視聴者からは「ほんとにいいドラマだった!」「見直したい」「とても良かった…」「最高のドラマ」「余韻をまだまだ引きずってます」「余韻がすごい」といった投稿が相次ぎ、Xではトレンド入りを果たした。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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