「アンティークとビンテージの違い」正しく言えたら天才！

古いもの好きなら必ず知っておきたい「アンティーク」と「ビンテージ」。どちらも魅力的な響きですが、違いを正しく説明できる人は意外と少ないんです。この記事では、その違いをわかりやすく解説します！

アンティークとは？

アンティークとは、製造から100年以上経過したアイテムのことを指します。家具や時計、ジュエリー、陶磁器などが代表的で、歴史的・芸術的・文化的な価値を持つものが特徴です。たとえば、19世紀のイギリス製キャビネットや手彫りの懐中時計などがアンティークに分類されます。「時間を超えた芸術品」とも言える存在ですね。

なお、アンティークという言葉の基準はジャンルによって異なる場合もありますが、一般的には「100年以上」が目安とされています。

ビンテージとは？

一方、ビンテージは製造から約20〜99年のものを指します。特に、その時代を象徴するデザインやスタイルを持つアイテムが多く、ファッションや車、家具、家電、音楽レコードなど幅広いジャンルで使われます。

ビンテージという言葉には、「特定の年の品質が優れている」という意味も含まれており、もともとはワインの専門用語が由来です。たとえば、1960年代のデニムジャケットや、1970年代のカセットプレーヤーなどがビンテージの代表例です。「時代の香りを楽しむもの」といった感じでしょうか。

見分け方のポイント

簡単にまとめると、アンティークは**「歴史的価値」があり、ビンテージは「時代の味わい」**を楽しむもの。そして、100年以上がアンティーク、それ未満がビンテージという基準を覚えておけばバッチリです！

ちなみに、レトロやミッドセンチュリーとは？

レトロは製造から約20〜50年程度の古いものを指すことが多く、ビンテージの中でも比較的新しい時代のものに使われることがあります。特にファッションやインテリアでよく登場します。

ミッドセンチュリー：20世紀中頃（1940〜60年代）のデザインや建築スタイルを指します。ビンテージの一部と捉えるとわかりやすいですね！

まとめ／暮らし二スタ編集部